東琢磨『ヒロシマ・ノワール』
東琢磨『ヒロシマ・ノワール』
¥2,090
在庫あり
〈Content〉
『photographers’ gallery press no.12』の著者、東琢磨氏の新刊。表紙写真は笹岡啓子「PARK CITY」より。
なぜ広島には幽霊が現れないのか。
私たちが「合理的」「客観的」「中立」「科学的」と思い込み、あるいはそれらにとらわれているなかで、こぼれおちているものはなにか。亡霊のように私たちを縛る過去の技術。被爆。被曝。不可視の放射能。見えざるものの存在に目を凝らす。(帯文より)
目次
一部 ヒロシマ・ノワール
パールハーバーとヒロシマのあいだの映画・文化史、そして
ヒロシマ・ノワール
ヒロシマそしてグローバルヒバクシャ
二部 ヒロシマではなぜ幽霊が現れないのか
「人間ならざるもの」「非人間的なもの」から「平和」を考える
ヒロシマではなぜ幽霊が現れないのか
「幽霊」をめぐってのやや長めの追記
三部 あいだのさなかで
ヒロシマ4と命てんでんこのあいだで
サンキュッパ・ブルーズ 東北で竹中労を幻視する。
東北お見舞い道中
広島から東北を思う さまざまな境界線に抗うために
▼詳細な目次は下記リンクへ
http://www.jca.apc.org/~impact/cgi-bin/book_list.cgi?mode=page&key=hiroshimanoir
東琢磨『ヒロシマ・ノワール』
四六判/並製/197頁
発行: インパクト出版会
発行日:2014年6月10日
価格:1,900円+税