Nana Kakuda/角田奈々
『APG通信 29 家』
Nana Kakuda/角田奈々
『APG通信 29 家』
¥200
〈Content〉
角田奈々が毎月17日発行する『Asia photographer’s gallery 通信』(全50回を予定)の第29号。ベトナムを撮影した写真と日記風の文章を表裏にして発行する、A5サイズの写真カード。
Asia photographer’s galleryは、2006年から2011年までの期間、福岡市で写真家が運営していたギャラリーです。角田は、2008年より運営に参加、2010年から代表として活動していました。2014年4月からphotographers’ galleryの活動に参加し、個人的にAPGを継続していくためにAPG通信を発行していきます。
『1986年、私が生まれた頃、父が勤めていたタクシー会社の社宅に家族3人で住んでいて、福岡市の北端、香椎という場所にあった。香椎には、聖武天皇の神亀元年に竣工した、歴史の古い「香椎宮」があり、松本清張の小説『点と線』の舞台としても知られている。社宅では、幽霊の仕業のような、不思議な音がよく聞こえたらしい。階段を「ドタドタドタドタ」と兵隊が駆け下りる音や、誰もいないはずの2階から赤ちゃんの泣き声がした、と近所の人たちが噂していたそうだ。…』
(APG通信29 家 より)
*毎月17日発行
*全50回以上を予定
▼バインダー(500円)別売
https://pg-web.net/shop/pg-kula/apg-binder/
角田奈々『APG通信 29 家』
写真:「バックハー、ベトナム 2014年2月」
テキスト:「家」
A5サイズ(148 × 210 mm)1枚
2015年7月18日発行
発行者:角田奈々
発行:KULA
価格:200円(税込)