Keiko Sasaoka/笹岡 啓子
“SHORELINE” 2020/09/05 - 2020/09/25 12:00 - 20:00 会期中無休 / DAILY OPEN

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震災からまもなく10年を迎えようという時を経て、被災した地域ではそれぞれに町の再興が進んでいます。堤防建設や大規模な土地の嵩上げ、区画整理などを経た各地では、さまざまなかたちでの追悼施設や祈念公園の建設が始められています。そこでは犠牲者を追悼するモニュメントや震災体験の継承としての遺構保存などと同時に、商店街との併設や遊具の設置など日常的に人々が集う憩いの場としての工夫に加え、津波からの避難丘や避難路として具体的な防災機能を備えるかたちも多く見られます。
本展では岩手、宮城、福島の沿岸地域を中心に、現在、建設されつつある公園の様子を展示致します。長らく広島平和記念公園を撮影してきた笹岡にとって、大きな災害の後には公園ができる、その過程を注視することは必然と言えるでしょう。
2011年の東日本大震災以降、笹岡は大きな災害から「再生」あるいは「復興」へと向かうそれぞれの場所で起きていることを、地勢を辿ることで見続けてきました。一方で、活動の最初期からのテーマである海岸線や火山など、地勢や地表が刻むその土地の過去や経過にも関心を寄せてきました。「SHORELINE」は、時制を超えた「地続きの海」を現在の地形から辿り、連ねていく試みでもあるのです。
 【展示内容/インクジェットプリント20点】


笹岡啓子『SHORELINE』

震災から5年目を迎えた2015年より、笹岡は小冊子シリーズ『SHORELINE』(KULA)の刊行をスタートさせています。2014年以降の三陸、福島の被災地域のほか、日本各地の海岸線や海の記憶をもつさまざまな地域を交え、現在まで37号が刊行されています。
B5判変型/8+1頁/カラー 発行:KULA 定価:300円(税込)

【9月5日発売】
SHORELINE 38、39
[Latest issues will be published on 5th Sep.]
Keiko Sasaoka “SHORELINE” 38, 39
詳細 pg-shop↓
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