Keiko Sasaoka/笹岡 啓子
“SHORELINE” 2019/04/30 - 2019/05/19 12:00 - 20:00 会期中無休 / DAILY OPEN

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本展では、2018年に福島を中心として撮影された作品を展示致します。原発事故の被害に見舞われ、住むことも立ち入ることさえも制限された「浜通り」の多くの地域では、2013年頃より本格的に除染事業が開始されました。山間部に位置する飯舘村でも長らく大規模な除染が行われ、一部の区域を除き、2017年には居住制限が解除されました。現在、稲作再開の試みも始められた一方で、厖大に積み上げられた除染土や休耕地に敷設されたソーラーパネルの存在感は、村の景観の変貌だけでなく、土地そのものの不整合を顕にするかのようです。
2011年の東日本大震災以降、笹岡啓子は大きな災害から「再生」あるいは「復興」へと向かうそれぞれの場所で起きていることを、地勢を辿ることで見続けてきました。一方で、活動の最初期からのテーマである海岸線や火山など、地勢や地表が刻むその土地の過去や経過にも関心を寄せてきました。「SHORELINE」は、時制を超えた「地続きの海」を現在の地形から辿り、連ねていく試みでもあるのです。
 【展示内容/インクジェットプリント20点】


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笹岡啓子『SHORELINE』

震災から5年目を迎えた2015年より、笹岡は小冊子シリーズ『SHORELINE』(KULA)の刊行をスタートさせています。2014年以降の三陸、福島の被災地域のほか、日本各地の海岸線や海の記憶をもつさまざまな地域を交え、現在まで32号が刊行されています。
B5判変型/8+1頁/カラー 発行:KULA 定価:300円(税込)

【4月30日発売】
SHORELINE 36、37
[Latest issues will be published on 24th July.]
Keiko Sasaoka “SHORELINE” 36, 37
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