Masako Matsui/松井 正子
“In Tokyo-Pieces-” 2024/11/12 - 2024/11/24 12:00 - 20:00 会期中無休 / DAILY OPEN
本展示は、近年の様々な再開発計画により大きく変貌し続けている東京で、都市景観の断片を採取するように撮影された写真の展示です。新宿を中心に構成されています。
新宿の再開発は、戦後の復興から始まり、1950年代に淀橋浄水場の移転が決定され、1960年代には新宿副都心計画が策定されました。これにより新宿駅西口の広場整備や構想オフィスビル群の建設がすすめられました。1991年には都庁も有楽町より移転されました。現在、新宿駅周辺では新宿グランドターミナル構想のもと新たな大規模再開発が進行中です。
2020年を過ぎた頃からか新宿の構造が変わり始めた。またその変化は、新宿だけではない。東京の街全体が大きく動いていくのを感じる。この街に生まれ、長い年月ここで生きてきたことで持つに至った記憶の残滓から目を解放し、今この時に眼前にある街の断片を断片として写真にして集めた。
松井正子
撮影地:新宿、渋谷、品川、浜松町、東京、日本橋、上野、日暮里、池袋、市ヶ谷、白髭、木場、八王子
展示内容:インクジェットプリント、モノクロ約21点

【同時開催】
Kota Kishi/岸幸太「潮騒」
2024年10月26日〜11月24日
KULA PHOTO GALLERY(photographers’ gallery同フロア)