Yu Shinoda/篠田 優
“Forest | Monument” 2026.5.2 – 2026.5.9 12:00 - 20:00 会期中無休/DAILY OPEN
篠田優は、2025年に長野県信濃美術館の閉館から解体を主なモチーフとした『Fragments of the place 2017-2019』(カラー/モノクロ、サウンド、52分)を発表するなど、近年、写真作品とともに映像作品を積極的に制作しています。その映像作品においては、これまでの写真作品と同様に、記録という行為の実践とその行為の在り方を思考するという、いわばポリフォニックな試みが続けられています。
本展では映像作品『Forest | Monument』(2025年、カラー/モノクロ、サウンド、20分)を上映します。
同作品は県立公園「群馬の森」に取材したカラー映像と、「国定忠治の墓 2022」と題されたモノクロ映像から成る一編です。前者は公園内に位置していた朝鮮人追悼碑の存在を――そのすがたは最後まで画面にうつることはありませんが――主題とするものです。後者は倉石信乃(詩人・明治大学教授)による同名の詩を画面内のテキストとして、その言葉とoono yuuki(音楽家)による風鳴りのようなサウンドに導かれるように、群馬県や長野県に点在し国定忠治に由来を持つ記念碑を訪ねて撮り集めたイメージによって編み上げられています。
本展では映像作品『Forest | Monument』(2025年、カラー/モノクロ、サウンド、20分)を上映します。
同作品は県立公園「群馬の森」に取材したカラー映像と、「国定忠治の墓 2022」と題されたモノクロ映像から成る一編です。前者は公園内に位置していた朝鮮人追悼碑の存在を――そのすがたは最後まで画面にうつることはありませんが――主題とするものです。後者は倉石信乃(詩人・明治大学教授)による同名の詩を画面内のテキストとして、その言葉とoono yuuki(音楽家)による風鳴りのようなサウンドに導かれるように、群馬県や長野県に点在し国定忠治に由来を持つ記念碑を訪ねて撮り集めたイメージによって編み上げられています。
一見では繋がりを見出し難いそれらの映像を組み合わせることで篠田が試みているのは、権力や法による庇護の埒外に置かれた人々の祈りや願望の姿でもある国定忠治に関する記念碑――Monumentを通じて、かつては群馬の森の中にあり、いまやそこでは見ることのできなくなってしまった追悼碑――Monumentの存在を観る者の想いのうちに浮かび上がらせることだといえるでしょう。それはまた、作者である篠田が制作における関心の核として保持しつ続けている、記録という営為にともなう困難とそれが持つ可能性への問いによって、裏打ちされているのです。
▼展示内容/シングルチャンネルヴィデオ/4K、サウンド、カラー、モノクロ/20分




















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