港千 尋
「文字の母たち」

港千 尋  「文字の母たち」

港千 尋
「文字の母たち」

¥3,300

在庫あり

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〈Content〉

世界でもっとも古い印刷所のひとつ、パリ・フランス国立印刷所、秀英体活字を伝える東京・大日本印刷。いまや絶えようとする活版金属活字の最後の姿を伝え、文字の伝播の歴史を繙く写真集。

ガラモンに始まるアルファベットをはじめ、楔系文字やヒエログリフ、ギリシア、アラビア、エチオピア、ヘブライ、ジャワ、チベット、そして漢字と仮名……、グーテンベルク以降の西欧の活字活版印刷技術を伝承するフランス国立印刷所は、その後の書体の発展に大きな影響を与え、日本における明朝体金属活字の精華・秀英体にも、遠くその記憶が谺 (こだま) している。パリと東京で撮影を重ね、ユーラシア大陸をまたぐ文明の交流と接点を凝縮する活字の記憶を遡った壮大なフィールドワーク。 (以上帯文より)

港千尋「文字の母たち」
B5判変型/上製 112頁
写真:カラー24点、ダブルトーン58点/コラム19頁
装幀:間村俊一

出版社: インスクリプト
発行日:2007年3月23日
価格:3,000円+税