Mariko Takahashi/高橋 万里子 “AQUA” 2026.11.28 – 2026.12.27 12:00 - 20:00 会期中無休/DAILY OPEN


高橋はこれまで、母親ら身近な人物や人形、植物や剝製などを室内灯だけを使用してあえかに撮影するシリーズを中心に、極彩色の食物モチーフの写真、人形のコラージュ作品など、折々の心の襞や身の回りの世界を探るように、多様な表現を試み作品を発表してきました。
2022年にはそれら初期から近作に至る変遷を辿った写真集『スーベニア』(ソリレス書店)を刊行しています。
本展「AQUA」は、昨年の個展「BEACH」に続いて居住地近くにも広がる海辺や水中の生き物を注視しています。水族館のユニークな生き物、変化する浜辺や波間、女友達のポートレートなどが静かに混在し、独自の繊細な世界観を描いています。
2022年にはそれら初期から近作に至る変遷を辿った写真集『スーベニア』(ソリレス書店)を刊行しています。
本展「AQUA」は、昨年の個展「BEACH」に続いて居住地近くにも広がる海辺や水中の生き物を注視しています。水族館のユニークな生き物、変化する浜辺や波間、女友達のポートレートなどが静かに混在し、独自の繊細な世界観を描いています。
展示内容/インクジェットプリント、カラー、約15点
人は思い詰めすぎると、日々の平凡なルーティーンさえままならなくなる。
出来ることなら、そんな辛い状況からは自分を守った方がいい。
水族館に足を運ぶと、生き物は基本的に、食べて、動いて、排泄して、眠っての繰り返しなんだなと感じられて気分が落ち着く。
頭部が突き出たコブダイという魚は、比較的人に懐くと言われていて、水中でダイバーがそのこコブにキスする動画をインターネットで見ることができる。一人の決まった飼育員からしか餌をもらわないコブダイもいるらしい。
生きている間に、誰かと仲良くなったり、仲違いしたりを繰り返すのは、当たり前のことだと思って考えすぎないくらいがちょうどいいのかもしれない。
友人のポートレートを撮らせてもらう日は、お互いの悩みを話すこともあるけれど、撮影の時間はどこか宙ぶらりんで、一緒に小さな水槽の中にいるみたいな不思議な気分がするので気に入っている。高橋万里子




































