田中昭史
『かつてそこには生活があった-長野県美麻村高地地区の記録 1970/71』


田中昭史
『かつてそこには生活があった-長野県美麻村高地地区の記録 1970/71』
¥1,500
〈Content〉
美麻村は長野県北部長野市の西方に位置し現在は大町市に編入されている。
その美麻村の中心地から南東方向、峠を越えた山中17か所あまりに小さな集落が点在している。その一帯が高地(こうち)と呼ばれている地域である。
その美麻村の中心地から南東方向、峠を越えた山中17か所あまりに小さな集落が点在している。その一帯が高地(こうち)と呼ばれている地域である。
明治5年(1872年)美麻村高地地区には110戸の住居があり良質の麻の生産で活気のある地域であった。その後約90年間はわずかな変動はあったものの昭和35年(1960年)にはまだ79戸を保っていた。しかしながら取材当初の昭和45年(1970年)までの10年間に17戸まで激減し、約1年後最後の取材時には11戸となっていた。そしてそのまた10年後の昭和55年(1980年)には全ての住戸が離村し従来からの住民は皆無となって高地地区の集落は消滅した。
▼2025年6月16日~6月29日まで、photographers’ galleryにて展覧会を開催。
https://pg-web.net/exhibition/akifumi-tanaka-miasa/
田中昭史
写真記録冊子『かつてそこには生活があった-長野県美麻村高地地区の記録1970/71』
A4判変型/モノクロ44頁
発行:田一出版
発行日:2025年6月16日
価格:1,500円(税込)
写真記録冊子『かつてそこには生活があった-長野県美麻村高地地区の記録1970/71』
A4判変型/モノクロ44頁
発行:田一出版
発行日:2025年6月16日
価格:1,500円(税込)