Kota Kishi/岸 幸太
“もの、せまる” 2014/06/13 - 2014/07/06 12:00 - 20:00 会期中無休 / DAILY OPEN
岸幸太は2005年から東京の山谷、横浜の寿町、大阪の釜ヶ崎を繰り返し撮影し制作をしています。「人への興味は、その人の持つ傷、見た目から始まる」と岸が語るように、人が持つ、見ることを躊躇してしまう傷や、無視してしまう生を見続ける姿勢はこれまで一貫しています。
近年ではストレートに印画紙に引き伸ばして展示するだけでなく、撮った写真を新聞紙に刷り出す公開制作や、ビラや紙ヤスリなどに撮った写真をプリントし、拾い集めた廃材やプラスチック容器などに貼り付けて発表するなど、表現の手法にも広がりが見られます。
近年ではストレートに印画紙に引き伸ばして展示するだけでなく、撮った写真を新聞紙に刷り出す公開制作や、ビラや紙ヤスリなどに撮った写真をプリントし、拾い集めた廃材やプラスチック容器などに貼り付けて発表するなど、表現の手法にも広がりが見られます。
本展では2つの会場を使用し、釜ヶ崎で撮影された和菓子の缶、文鎮の箱、湿布の袋、カップ麺の蓋、バナナの皮などの「物」の写真が展示されます。普段見過ごしてしまう何でもないような物が放つ不思議な魅力がつぶさに捉えられています。ぜひ、ご高覧ください。
展示内容
ゼラチンシルバープリント、ロール紙、5点(photographers’ gallery)
プロジェクション(KULA PHOTO GALLERY)
ゼラチンシルバープリント、ロール紙、5点(photographers’ gallery)
プロジェクション(KULA PHOTO GALLERY)