Fumikiyo Nagamachi/長町 文聖
“ OLD VILLAGE −台湾亭−” 2025.11.20 – 2025.11.30 会期中無休 / DAILY OPEN 12:00 - 20:00

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長町文聖は2019年より、自身が暮らす東京都町田市を撮影し「OLD VILLAGE」と題して発表を続けていますが、最近はその近隣の街でも風景や人々を撮影する試みを始めています。
ぜひご高覧ください。

展示内容
インクジェットプリント、カラー 約20点

小田急江ノ島線 大和駅から徒歩20分のところに「ふれあいの森」と名付けられた公園がある。引地川が流れる公園の中を歩いていると緑豊かな公園の一角に「台湾亭」と名付けられた建物があった。高さ約10m、朱色に塗られた6本の柱が屋根を支えている。建物を囲むフェンスに設置された説明を読むと、現在の座間市に戦闘機を生産する「高座海軍工廠」があり、台湾から選抜された8,000人以上の少年工が日本に渡り生産に従事したとある。現在の公園がある大和市上草柳に少年工が暮らした寄宿舎があったらしい。日本の敗戦後少年工たちは台湾に帰国したが1992年に大和市を再訪、以来交流を経て「台湾亭」はかつての少年工の同窓組織「台湾高座会」から大和市に寄贈されたと記されていた。
大和市の国道467号に沿って歩く。学校の下校時間だろうか、アジアからの留学生と思われる若者と次々にすれ違う。国道を走り去っていく車を眺めながら私はどこに向かって歩いているのか分からない気持ちになる。

長町文聖