港千 尋
「愛の小さな歴史」

港千 尋  「愛の小さな歴史」

港千 尋
「愛の小さな歴史」

¥2,750

在庫あり

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〈Content〉

近代における富士山の表象をめぐる意欲的な展覧会「富士幻景 富士にみる日本人の肖像」展 (IZU PHOTO MUSEUM、2011年) をまとめた圧巻のカタログ。

「映画と写真を対象に…イメージを、目の前に存在するモノとして眺めるのではなく、その形成から分配、所有あるいは消滅までを、人間の経験として考える」 (本書より) 、イメージの生成をめぐる探究。

アラン・レネ、マルグリット・デュラスが映画史に残した傑作『ヒロシマ・モナムール』。撮影当時の広島を撮った写真が再発見されたその主演女優エマニュエル・リヴァとの出会いに導かれながら、映画の生成過程に分け入り、時間と記憶、写真と夜と死をめぐる考察を織りあげる映像論の冒険。待望の書き下ろし。 (出版社ページより)

目次

  • 掌の夜
  • 愛の小さな歴史
  • カメラとコーヒーカップ

港千尋「愛の小さな歴史」

四六判上製240頁
装幀:間村俊一
発行:インスクリプト
発行日:2009年12月8日
価格:2,500円+税