展覧会:北島敬三 “北島敬三 1975-1991
コザ/東京/ニューヨーク/東欧/ソ連”
東京都写真美術館

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pgメンバー・北島敬三が写真展 “北島敬三 1975-1991 コザ/東京/ニューヨーク/東欧/ソ連” を東京都写真美術館にて開催いたします。会期中には連続対談 も開催されますので、あわせてぜひ足をお運び下さい。

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「北島敬三 1975-1991 コザ/東京/ニューヨーク/東欧/ソ連」

■会 期:2009年8月29日 (土)→10月18日 (日)
■休館日:毎週月曜日 (休館日が祝日・振替休日の場合はその翌日)
■会 場:2階展示室
■料 金:一般 500 (400) 円/学生 400 (320) 円/中高生・65歳以上 250 (200) 円
※ ( ) は20名以上団体および、上記カード会員割引料金
※小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料
※東京都写真美術館友の会会員は無料
※第3水曜日は65歳以上無料

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北島敬三は1975年に開催した写真展「BCストリート・オキナワ」で華々しくデビューし、若くして高い評価を受けました。「WORKSHOP写真学校」の二期生である北島は、森山大道らとともに自主運営ギャラリー「イメージショップ CAMP」を設立し、月に一度の連続写真展「写真特急便 東京1〜12」を開催するなど、精力的に作品を発表していきます。
1983年、写真集『NEW YORK』で第8回木村伊兵衛賞を受賞。その後も東京、ニューヨーク、西ベルリン、プラハ、ブタペストなどを挑みかかるように撮影し、その肉感的なモノクロームと荒々しいストリートスナップは北島の代名詞となっていきました。2007年には崩壊直前のソ連を撮影した「U.S.S.R.1991」で第32回伊奈信男賞を受賞。今年5月には、約800頁からなる16年ぶりの写真集『THE JOY OF PORTRAITS』が出版されるなど、これまでヴェールに包まれていた全貌が明らかになりつつあります。 この展覧会では、70〜80年代に撮影された作品約190点を紹介。冷戦時代のストリートを主戦場にしてきた北島が描く軌跡と、国内外で高く評価されるそのシャープなプリントを実見するまたとない機会となることでしょう。

[主な出品作品]
■KOZA 1975-80年
■東京 1979年
■NEW YORK 1981-82年
■東欧 1983-84年
■U.S.S.R 1991年

—- 連続対談 —-
場所:1階創作室 (アトリエ)
○9月5日 (土)
時間:午後2時〜4時30分
内容:映画上映「カメラになった男 写真家 中平卓馬」 (91分)
トーク:北島敬三と語る 「中平卓馬と70年代の写真」 (仮)
講師:北島敬三×小原真史 (映像作家 (映画「カメラになった男 中平卓馬」監督) 、IZU PHOTO MUSEUM研究員)
○9月23日 (水・祝)
時間:午後2時〜4時
トーク:北島敬三と語る 「映像のシアトリカリティ」 (仮)
講師:北島敬三×倉石信乃 (明治大学大学院准教授) ×林道郎 (上智大学教授) ×前田恭二 (読売新聞記者)
○10月10日 (土)
時間:午後2時〜4時
トーク:北島敬三と語る 「東京、ランドスケープ」 (仮)
講師:北島敬三×坪内祐三 (文芸評論家)
※展覧会チケットの半券をお持ちの方は、どなたでもご参加いただけます。
当日10時より1階受付で展覧会チケット半券提示の方に整理券を配布します。
(定員70名、番号順入場、自由席)

—- 担当学芸員によるフロアレクチャー —-
会期中、毎月第1・第3金曜日14:00より担当学芸員による展示解説を行います。
※当日有効の展覧会チケットをお持ちの方は、どなたでもご参加いただけます。

■主催:東京都 東京都写真美術館/産経新聞社
■協賛:エプソン販売株式会社
■後援:サンケイスポーツ/夕刊フジ/フジサンケイビジネスアイ/iza!/SANKEI EXPRESS