pg-newsletter no. 313 (March 7, 2026) See in English 日本語で見る
photographers’ gallery

pg-newsletter no. 313

ー Next Exhibition

Keiko Sasaoka/笹岡 啓子
“PARK CITY”
photographers’ gallery2023/12/05 – 2023/12/24
12:00-20:00会期中無休 / DAILY OPEN

 

笹岡啓子は、2001年より広島平和記念公園とその周辺を撮影し、2009年に写真集『PARK CITY』(インスクリプト)を出版しました。その後も各地での写真展開催や東日本大震災による被災地域の撮影(『Remembrance』『SHORELINE』)、また『photographers’ gallery press no.12: 爆心地の写真1945-1952』での広島取材などを通じ、継続して公園都市・広島へ関心を寄せてきました。

スローシャッターやネガポジの反転像で捉えられた写真に写る人影は、現在の広島を行き交う人々としての顔貌を失い、ときに公園や街を浮遊する亡霊のように、ときに時制の交錯した人型として生々しく立ち顕れます。また近年では、軍都でもあった被爆以前の広島の写真を光の三原色のうちの一色として、現在の広島を撮影した写真に重ね合わせるというあらたな試みも展開しています。本展では、新作とともに初期作も織り交ぜて展示致します。

1945年8月6日の直接的な経験から大幅に隔てられた笹岡にとって、ヒロシマを経験するということは、過去の写らなさや見えづらさの困難に同伴してなお、幾重にも何度でも眼差すことの蓄積にほかなりません。笹岡の撮る広島は、過去に対して安易な理解や共感に陥ることなく、忘却のただなかにある個別の出来事とその複雑さをひとつひとつたぐり寄せる試みでもあります。

【展示内容/インクジェットプリント17点】

https://pg-web.net/exhibition/keiko-sasaoka-park-city-4/


【同時開催】写真集『CLUB ORION』刊行記念

Keizo Kitajima/北島敬三 “CLUB ORION”
〜2023年12月24日
KULA PHOTO GALLERY(photographers’ gallery同フロア)

https://pg-web.net/exhibition/cluborion/



SL44
SL45
Park7

New

笹岡啓子
『SHORELINE 44 — 三陸海岸 浜通り』
『SHORELINE 45 — 三陸海岸』
『Park 7』

2014年以降の三陸、福島の被災地域のほか、日本各地の海岸線や海の記憶をもつさまざまな地域を交え、順次刊行されてきた小冊子シリーズ『SHORELINE』、2020年よりあらたに刊行された小冊子シリーズ『Park』の最新刊。

B5判変型/8+1頁/カラー 発行:KULA 定価:300円(税込)
Publish date: Dec, 2023 / 8+1 pages, Booklet, color
price: 300 yen (tax included)

→shopへ『SHORELINE 44』
→shopへ『SHORELINE 45』
→shopへ『Park 7』



CLUB-ORION-case

Kitajima Keizo
『CLUB ORION: Photo Express Tokyo-Koza』

写真集『CLUB ORION』刊行記念
Keizo Kitajima/北島 敬三
“CLUB ORION”
※KULA PHOTO GALLERYにて展示を再構成し、12月24日まで開催中。

B5変型判/並製・スリーブケース入
80頁/和英併記/限定700部
エディションナンバー・サイン入

テキスト:倉石信乃「写真の帰る場所」
デザイン:纐纈友洋

発行年:2023年
発行:Kula Books
定価4,200円+税
ISBN 978-4-907865-38-2

→shopへ


WW3cover
New

松井正子
『Winter Wanderings Ⅲ – Azores, 1978/2019 –』』

「Winter Wanderings Ⅲ ―Azores,1978/2019―」は、1978年と、その41年後となる2019年にアゾレス諸島サン・ミゲル島で撮影された長い年月を隔てた二つの時代の「冬の旅」の写真である。アゾレス諸島は、大西洋上の中央部に位置する火山が起源の九つの島からなる群島である。現在はポルトガル領の自治権を持つ一つの行政区。二つの時代の写真の対話は、時を重ねて変化する被写体の「時の扉」を探る試みであった。しかし、被写体の中の時は、一律に刻まれておらず、無限に重ねられ過去が地層のように、「動く時」「静止する時」「風化する時」として混在していた。それと同時に二つの時代の写真から現れたのは、変化する撮影者自身の目であった。

『Winter Wanderings Ⅲ – Azores, 1978/2019 –』
A4判変形/並製/カラー17頁・モノクロ18頁
発行:photographers’ gallery
発行日:2023年11月30日
価格:1,800円+税
→shopへ


WW4cover
WW4cover
New

松井正子
『Winter Wanderings Ⅳ – Japan, 2021~2023 –』

2023年11月開催の写真展『Winter Wanderings–Japan, 2021~2023–』にあわせて刊行。2022年より続く「Winter Wanderings」のシリーズ。

コロナ下の2021年から2023年の「冬の旅」で撮影された風景。当たり前であったことが根底から揺らいでいた閉塞した時期に、思考を縛る既存の言葉から解き放たれた風景を求めた写真である。

2撮影地:北海道檜山郡江差町・函館市、青森県八戸市鮫町、栃木県足尾市・日光市、茨城県桜川市真壁町・久慈市太子町、千葉県香取市・佐原市、富山県南励市城端町・富山市岩瀬港町・高岡市・氷見市等

松井正子『Winter Wanderings Ⅳ – Japan, 2021~2023 –』
A4判変形/並製/カラー27頁
発行:photographers’ gallery
発行日:2023年11月25日
価格:1,800円+税
→shopへ


renchan4-hyoushi-400×566

岸幸太
『連荘 4』

街を歩いて写真を撮るシリーズ「連荘」の第4弾。大阪市南部、京都の崇仁地区やウトロ地区、東京都東部などで撮影された写真で構成。

岸幸太『連荘 4』
A4判/中綴じ/カラー36頁
限定300部
発行:KULA
発行日:2023年9月26日
価格:1,500円+税
→shopへ


motomachiginzagai-hyoushi-400×563

岸幸太
『元町銀座街』

『連荘4』の表紙にもなった大阪市東成区にある元町銀座街。その商店街の写真だけで構成。

岸幸太『元町銀座街』
A5判変型/中綴じ/カラー16頁
限定300部
発行:KULA
発行日:2023年9月26日
価格:500円(税込)
→shopへ


KEIZO KITAJIMA

発売中:写真集『UNTITLED RECORDS』
KEIZO KITAJIMA

B4判変型/192ページ/スリーブケース入り
テキスト:高橋しげみ
印刷製本:株式会社アイワード
発行:BankART1929
通常販売価格:4,800円+税
→shopへ