暗闇に浮かび上がる街灯、家々の灯り。1970年代半ばに撮影された東京の夜。商店や集合住宅、バラックは、くっきりとしたディーテイルを帯びて佇んでいる。ここに写されているのは失われた風景、すなわち浜自身がのちに身をもって体感することとなるバブル期の地上げ以前に、確かに存在していた風景である。同時にそれは、敗戦後のゼロ地平に築きあげられてきた復興の証でもある。埋め立てられたばかりの東京湾の風景で締めくくられるこのシリーズは、やがて訪れる大規模な都市開発の予感に満ちている。「VACANT LAND」の空 …
We are pleased to present Noboru Hama: Postwar and the Showa Era, a six-volume exhibition series, tracing over five decades of photographic practice by Noboru Hama. Noboru Hama (b. 1946, Tokyo) emerged in the generation following Japan’s postwar photographic avant-garde. In 1975, he participated in the influential WORKSHOP Photography School led by Shomei Tomatsu and Daido Moriyama—two central fig …
「連荘」は、街を歩き写真を撮ることでそれぞれの街の歴史を嗅ぎとろうと探求を続ける岸の新たな制作を展覧していく試みです。 第21回となる本展は、山口県下関市や福岡県北九州市で撮影された写真で構成されています。古びた商店街や店舗の看板、街中や路地裏の人影。これらの写真からは普段私たちが街の中で見過ごしてしまうような物のありようや人の姿を観念や感情の向こう側で注視する岸の一貫した姿勢が感じられます。 本展にあわせて、写真冊子『連荘』の第21号が刊行されます。
街を歩いて写真を撮るシリーズ「連荘」の第21弾。山口県下関市、福岡県北九州市で撮影された写真で構成。
亀岡倫太郎写真展「奥羽6」(2026年8-9月)にあわせて刊行された、写真集シリーズの第30弾! 奥羽とは、陸奥と出羽を合わせた名称であり、東北地方の旧称として用いられてきました。「東北」という言葉は、明治維新以降、「奥羽」にかわる言葉として自由民権運動にかかわった奥羽出身の活動家たちによって意識的に使われてきました。亀岡の撮影はこの地名の書き換えによって見えにくくなってしまったものがあるのではないかという問題意識から始まっています。亀岡にとって「東北/奥羽」の撮影は、個人的な体験や自身の記憶を …
亀岡倫太郎写真展「奥羽6」(2026年8-9月)にあわせて刊行された、写真集シリーズの第29弾! 奥羽とは、陸奥と出羽を合わせた名称であり、東北地方の旧称として用いられてきました。「東北」という言葉は、明治維新以降、「奥羽」にかわる言葉として自由民権運動にかかわった奥羽出身の活動家たちによって意識的に使われてきました。亀岡の撮影はこの地名の書き換えによって見えにくくなってしまったものがあるのではないかという問題意識から始まっています。亀岡にとって「東北/奥羽」の撮影は、個人的な体験や自身の記憶を …
亀岡倫太郎写真展「奥羽6」(2026年8-9月)にあわせて刊行された、写真集シリーズの第28弾! 奥羽とは、陸奥と出羽を合わせた名称であり、東北地方の旧称として用いられてきました。「東北」という言葉は、明治維新以降、「奥羽」にかわる言葉として自由民権運動にかかわった奥羽出身の活動家たちによって意識的に使われてきました。亀岡の撮影はこの地名の書き換えによって見えにくくなってしまったものがあるのではないかという問題意識から始まっています。亀岡にとって「東北/奥羽」の撮影は、個人的な体験や自身の記憶を …
亀岡倫太郎写真展「奥羽6」(2026年8-9月)にあわせて刊行された、写真集シリーズの第27弾! 奥羽とは、陸奥と出羽を合わせた名称であり、東北地方の旧称として用いられてきました。「東北」という言葉は、明治維新以降、「奥羽」にかわる言葉として自由民権運動にかかわった奥羽出身の活動家たちによって意識的に使われてきました。亀岡の撮影はこの地名の書き換えによって見えにくくなってしまったものがあるのではないかという問題意識から始まっています。亀岡にとって「東北/奥羽」の撮影は、個人的な体験や自身の記憶を …
亀岡倫太郎写真展「奥羽6」(2026年8-9月)にあわせて刊行された、写真集シリーズの第26弾! 奥羽とは、陸奥と出羽を合わせた名称であり、東北地方の旧称として用いられてきました。「東北」という言葉は、明治維新以降、「奥羽」にかわる言葉として自由民権運動にかかわった奥羽出身の活動家たちによって意識的に使われてきました。亀岡の撮影はこの地名の書き換えによって見えにくくなってしまったものがあるのではないかという問題意識から始まっています。亀岡にとって「東北/奥羽」の撮影は、個人的な体験や自身の記憶を …
Exhibition Documentation Keizo Kitajima: Borrowed place, borrowed time
The exhibition catalogue for “Keizo Kitajima: Borrowed Place, Borrowed Time” at the Nagano Prefectural Art Museum (November 29, 2025 – January 18, 2026).