

岸幸太は2005年から東京の山谷、横浜の寿町、大阪の釜ヶ崎を繰り返し撮影し制作をしています。それらの制作は、『傷、見た目』、『もの、しみる』、『釜ヶ崎−ひなた、彼方』のようにストレートに印画紙に引き伸ばしてプリントするものだけでなく、『The books with smells』のように新聞紙に写真を刷り出すもの、『Barracks』のように撮影地で配られるビラ、文庫本、拾い集めた廃材などと組み合わすなど、さまざまな表現手法が試みられてきました。
本展では、釜ヶ崎の路上に捨てられた様々なバナナとそこで暮らす人々を撮影した写真で構成されています。町を歩く度に撮り集められていったバナナの写真、あまりにも素っ気ないように写された人影に、観念や感情の向こう側で、無関心に注視するという作者の一貫した姿勢が感じられます。稀有なドキュメンタリー、「そんな、バナナ」をぜひ、ご高覧ください。
展示内容/ピグメントプリント、18点
会場/photographers’ gallery
https://pg-web.net/exhibition/sonna-banana/

長町文聖はこれまで、自身が暮らす東京都町田市の風景や人を繰り返し撮影し、発表を続けています。本展では、今年2月に開催した展覧会「OLD VILLAGE」にひき続き、町田市に広がる多摩丘陵の様々な風景と人々の姿を撮影した作品が発表されます。ぜひご高覧ください。
自宅の近所に「ハナ」という名前の犬がいる。暖かいときはベランダの毛布の上で足を伸ばしてずっと座っている。私は通りすがりに名前を呼んで手を振るが、「ハナ」は時々しかこちらを見ない。一体長い時間何を考えているのだろうと思う。でもこれは人間である私自身の感覚であり、犬には犬の時間があるのだろう。もしかしたら毎日の散歩で蓄えた膨大な記憶を思い出して過ごしているのだろうか。「ハナ」は何を見ているのだろう。
写真を撮る時、土地や風景が私を見つめたりするものだろうか。多分ない。それでも「ハナ」がどこでもないどこかを眺めている姿を見ていると、私も何者かに見られているかもしれないと思うことがある。ただ黙って、見つめている。
長町文聖
展示内容/インクジェットプリント 約10点
会場/KULA PHOTO GALLERY(photographers’ galleryと同フロア)
https://pg-web.net/exhibition/ov-hana/

IMA galleryにて開催中の「アマナ コレクション展 03」に笹岡啓子の作品が出品されています。
「アマナ コレクション展 03 ― 笹岡啓子、松江泰治」
2019年3月23日(土)~4月26日(金)
会場:IMA gallery
時間:11:00~19:00
休廊日:日曜・祝祭日
観覧料:無料
https://imaonline.jp/imaproject/exhibition/the-amana-collection-03/
IMA gallery
〒140-0002 東京都品川区東品川2-2-43 T33ビル1F
TEL:03-3740-0303
5月より北島敬三が「北島敬三 WORKSHOP 写真塾」を開講しました。基本は一対一での個別指導ですが、ゲスト講師を招いたグループ講評会も不定期に開催します。
経験豊富な講師との対話から生まれる具体性と緊張感は必至、加えて全く別の視点からもたらされるゲスト講師からの意外な指摘や提案、またほかの受講生の制作姿勢を刺激的に受け取るチャンスです!5月開講後も随時受付中です。
北島敬三 WORKSHOP 写真塾では、写真作品を制作するための実践的かつ継続的な指導を行います。参加者との一対一の個別的対話を通じて、作品の内容、形式、形態さらに発表方法に至るまで、さまざまな角度から検討を加えながら、その作品の強度と完成度を高めていきます。また、そうした制作実践の経験によって、写真への理解がより深まることが期待されます。
参加者は、初めて写真作品を作る方からすでに制作中の方まで、キャリアは問いません。真剣に制作に向き合おうとしている方なら、どなたでも歓迎します。
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「北島敬三 WORKSHOP 写真塾」FBページ↓
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