四方を山に囲まれた甲府盆地を流れる笛吹川は、夏には豊かな流れが川筋を大きく変化させ、大小さまざまな石を運んできます。そして冬には、生い茂る草や水流に覆われていた石が姿を現します。川底に沈んでいたり、土になかば埋もれていたり、川岸に打ち上げられていたりと、その姿かたちは様々です。
本展では、笛吹川をはじめ、各地の山や野原、河原や海辺に転がる石を撮影した作品を展示いたします。これらの石はみな、とりわけ特徴的な形をもつわけでもなく、変哲のないものばかりです。どこから流されてきたのかも、そしてどのようにして今ある形になったのかも定かでありません。米田が撮影する石はどれも、元をただすことが叶わず、過去あるいは未来から唐突に目の前に届いたかのような、不思議な存在感を放っています。
*展示内容/インクジェットプリント、約30点
https://pg-web.net/exhibition/ishinokuni-3/
釜ヶ崎、山谷、寿町を撃つ
ドヤ街と呼ばれる場所で撮影された写真は、自らが属する社会の傷としてここに差し出されている。
写真家・岸幸太による第一写真集。
岸幸太写真集『傷、見た目』
定価:10,000円+税
A4 判/布クロス装上製/232頁/モノクロ204点
高橋しげみ(キュレーター)、倉石信乃(詩人・批評家)による論考を収録
発行:写真公園林
発行日:2021年3月1日
ISBN: 978-4-908435-14-0
特集:「人類館」の写真を読む
[論考]小原真史「人類館」の写真を読む 図版80点掲載!
[誌面キュレーション]小原真史「帝国のショーケース:博覧会と〈人間の展示〉」 図版112点掲載!
B5判/360頁/日・仏・英・中
発行:photographers’ gallery
発行責任:北島敬三
編集責任:岸幸太
デザイン:纐纈友洋
発行日:2019年12月20日
定価:2,500円+税
ISBN978-4-907865-31-3 C0072
https://pg-web.net/shop/pg-press-file/photographers-gallery-press-no-14/