pg-newsletter no. 264 (March 7, 2026) See in English 日本語で見る
photographers’ gallery

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笠間悠貴企画展

“風景の再来 vol.1”
photographers’ gallery2021/03/21 – 2021/04/0812:00-20:00会期中無休 / DAILY OPEN

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渡辺兼人<6×9の春>
photographers’ galleryでは、笠間悠貴企画による、風景を考察する企画展「風景の再来」を継続的に開催する運びとなりました。本展は、その第1回目として、30年以上にわたり毎年個展を開催し、絶えず風景の可能性を追求してきた写真家・渡辺兼人の新作「6×9の春」と、ラダック地方の高地で、気流について撮影している笠間悠貴の「Invisibly Yours」による写真展を行います。
西洋における17世紀以前の絵画の主題の多くは、人物や静物でした。それらの背景に過ぎなかった風景それ自体が、中心的に描かれるようになった風景画の誕生は、「風景の発見」とも呼ばれ、これまで幾度となく議論が交わされてきました。それは、ときとして「主観-客観」の二元論を補強する装置とみなされ、あるいは事象を伝えるための媒体として扱われることもありました。
まさしく近代を考察する上で、風景は重要な位置を占めてきたのです。一方写真の発明は、光学によって得た像を化学的に定着するという点で、現象そのものの応用と言えます。人の手を介することなく得られた像は、写真家自身を捨象する可能性を持つでしょう。
風景写真はその意味で、主題も主体も両方共に宙づりにされた状態だと言えなくもありません。しかし、風景写真の眼差を丹念に辿ればやはり、直接触れることのできない「他者」への希求が、見えてくることがあります。企画展「風景の再来」は、風景を「自己」と「他者」が交差する場と捉え、風景写真の新たな地平を切り開こうとするものです。

【展示内容/ゼラチンシルバープリント 8点】
https://pg-web.net/exhibition/fukeinosairai-vol-1/

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笠間悠貴<Invisibly Yours>

岸書影

岸幸太写真集『傷、見た目』

釜ヶ崎、山谷、寿町を撃つ

ドヤ街と呼ばれる場所で撮影された写真は、自らが属する社会の傷としてここに差し出されている。
写真家・岸幸太による第一写真集。

岸幸太写真集『傷、見た目』
定価:10,000円+税
A4 判/布クロス装上製/232頁/モノクロ204点
高橋しげみ(キュレーター)、倉石信乃(詩人・批評家)による論考を収録
発行:写真公園林
発行日:2021年3月1日
ISBN: 978-4-908435-14-0

https://pg-web.net/shop/photo-books/kizumitame/


photographers’ gallery press no. 14

特集:「人類館」の写真を読む

[論考]小原真史「人類館」の写真を読む 図版80点掲載!
[誌面キュレーション]小原真史「帝国のショーケース:博覧会と〈人間の展示〉」 図版112点掲載!

B5判/360頁/日・仏・英・中
発行:photographers’ gallery
発行責任:北島敬三
編集責任:岸幸太
デザイン:纐纈友洋
発行日:2019年12月20日
定価:2,500円+税
ISBN978-4-907865-31-3 C0072
https://pg-web.net/shop/pg-press-file/photographers-gallery-press-no-14/