pg-newsletter no. 189 (March 7, 2026) See in English 日本語で見る
photographers’ gallery

pg-newsletter no. 189

ー Next Exhibition

Keiko Sasaoka/笹岡 啓子
“SHORELINE”
photographers’ gallery 2016/05/24-2016/06/19 12:00-20:00 会期中無休 / DAILY OPEN

Keiko-Sasaoka
本展では、静岡県の山間部および沿岸部を撮影した新作が発表されます。静岡県中部の大井川を境界線とした浜名湖までの地域はかつて「遠江(とおとうみ)」と呼ばれ、その海域は現在でも「遠州灘」と呼ばれています。南アルプスの険しい山岳を蛇行する大井川の上流域・奥大井は、はるか昔、そこが海であったことを示すフォッサマグナの地層を抱え、未踏の地のような山深さを感じさせる一方で、その豊かな水源を利用して林立するダムや厳しい山あいをぬって精緻に引かれた大井川鉄道など、人の手による近代化の歩みも垣間見えます。また遠州灘の海岸線は、からっ風の吹く砂浜が続き、浜岡や中田島といった砂丘の独特な景観を有する一方で、その風力を利用した発電機のプロペラ群、あるいは沿岸に建つ浜岡原子力発電所など、先の震災を経た今日にあって、人間と自然の複雑な関係を視覚化した場所とも映るのではないでしょうか。ここはかつて、幾度かの大津波が寄せた地域でもあります。
大きな災害から個々の復興へと向かう現在進行形の場所に、笹岡は撮ることで向き合ってきました。一方で、活動の最初期からのテーマである海岸線や火山など、地勢や地表が刻むその土地の過去や経過にも関心を寄せてきました。「SHORELINE」は、時制を超えた「地続きの海」を現在の地形から辿り、連ねていく試みでもあるのです。

展示内容/インクジェットプリント 15点
撮影地/奥大井、寸又峡、遠州灘、飯舘村

https://pg-web.net/exhibition/keiko-sasaoka-shoreline-3/


shoreline21
shoreline24
New

Keiko Sasaoka/笹岡 啓子
『SHORELINE 21-24』

笹岡啓子『SHORELINE 21:奥大井 22:遠州灘 23:飯舘 24:飯舘』
B5判変型/8+1頁/カラー
発行者:笹岡啓子
発行:KULA
発行日:2016年5月
定価:各300円 (税込)

https://pg-web.net/shop/pg-kula/shoreline-21/
https://pg-web.net/shop/pg-kula/shoreline-22/
https://pg-web.net/shop/pg-kula/shoreline-23/
https://pg-web.net/shop/pg-kula/shoreline-24/



vol08cover_CC_out

Keizo Kitajima/北島 敬三
北島敬三連続写真集
『Untitled Records Vol.8』

北島敬三の連続写真集、第8号。年4回のペースで全20刊以上を刊行予定です。

B4変型/中綴じ/カラー16頁
発行:KULA
発行日:2016年4月26日
価格:2,000円+税

プリント付Special Editon
エディション12、特製函
価格:30,000円+税

https://pg-web.net/shop/pg-kula/ur8/



APG37web 『APG通信 37 カマウ』

Nana Kakuda/角田 奈々
『APG通信37 カマウ』
『APG通信38 九州』

Asia photographer’s galleryは、2006年から2011年までの期間、福岡市で写真家が運営していたギャラリーです。角田は、2008年より運営に参加、2010年から代表として活動していました。2014年4月からphotographers’ galleryの活動に参加し、個人的にAPGを継続していくためにAPG通信を発行していきます。

『…さらに進んだ所で夢中になって写真を撮っていると、背後に視線を感じた。振り向くと、金網から覗いているおじさんが2 人いる。私と目が合うと手招きをしはじめたので、近寄ってみると、そこは病院だった。手招きしていたおじさんの正体は、病院の先生と事務員のお兄さんで、「おいでおいで」と言われるままに、院内の写真を撮らせてもらうことになった。…』(APG通信 37 カマウより)

*全50回以上を予定 
*A5サイズ1枚(200円) 
*専用バインダー(500円)

▼『APG通信 37-38』
https://pg-web.net/shop/pg-kula/nana-kakudaapg37/
https://pg-web.net/shop/pg-kula/nana-kakudaapg38/



IMG_0602 IMG_0188 IMG_0187

Naonori Oshima/大島尚悟
『濡れた光景』

大島は2015年3月に開催した展覧会“濡れた光景”で印画紙やレーザープリントの写真にアクリル絵具で彩色をした作品を発表しました。大胆に色で覆われた人物や街の風景、また一度描いた絵を破り貼り合わせたものなど、新たな手法を用いて製作されました。これらの展示作品をまとめた作品集『濡れた光景』は、1冊毎に表紙にペイントが施されています。

大島尚悟『濡れた光景』
菊判/カラー、43頁/手製本/表紙にペイントやコラージュ(1冊毎に表紙のデザインは異なります)
発行:KULA
発行日:2015年7月
価格:1,600円(税込)

https://pg-web.net/shop/pg-kula/nuretakoukei/


好評発売中!!
photographers’ gallery press no. 13

press13

年1回発行の機関誌『photographers’ gallery press』の最新号、第13号。

contents
[収録]増山たづ子 ミナシマイのあとに
「増山たづ子 ミナシマイのあとに」展関連トーク1
赤坂憲雄×野部博子×小原真史
「増山たづ子 ミナシマイのあとに」展関連トーク2
大牧冨士夫×篠田通弘×小原真史

[収録]「どこにいても」――墓とその代補をめぐって
鵜飼哲

似島の位置
倉石信乃

三脚写真論
橋本一径

[邦訳]なんという感動! なんという感動? 
ジョルジュ・ディディ=ユベルマン 橋本一径訳

[再録]イメージで思考する
――ジョルジュ・ディディ=ユベルマンに聞く
聞き手 橋本一径
Think by Images: An Interview by HASHIMOTO Kazumichi with Georges Didi-Huberman

[再録]写真史を書き換える
――ジェフリー・バッチェンに聞く
聞き手 甲斐義明
Rewriting the History of Photography: An Interview by KAI Yoshiaki with Geoffrey Batchen

[再録]解説:ジェフリー・バッチェン『Forget Me Not――写真と記憶』
前川修

[再録]コンテンポラリー・フォトグラフィーと反演劇性の伝統
――マイケル・フリードに聞く
聞き手 甲斐義明
Contemporary Photography and Antitheatrical Tradition: An Interview by KAI Yoshiaki with Michael Fried

[再録]マイケル・フリード『なぜ写真はいま、かつてないほど美術として重要なのか』についての覚書
林道郎
Notes on Michael Fried’s Why Photography Matters as Art as Never Before HAYASHI Michio

解説:その後のジェフリー・バッチェンとマイケル・フリード
甲斐義明 

B5判/並製/324頁
発行:photographers’ gallery
定価:2,000円+税

https://pg-web.net/shop/pg-press-file/photographers-gallery-press-no-13/