笠友紀は2014年4月に東日本大震災で被災した地域へ車で向かいます。震災以前に東北の各地を訪れたことがある笠はかつての記憶を思い起こしながら撮影を重ねています。本展では岩手県大船渡市、大槌町、山田町、福島県南相馬市、田村市などで撮影された写真が展示されます。ぜひ、ご高覧ください。
盛岡をかなり足早に車で旅をした記憶がある。旅をする前に読んだ物語の一話。話の中にある津波常襲地域を目指した。着いたのが大船渡魚市場で、向かいの道に立つと、不意にそこで働いているだろう男が話した「君がまたここに来るのなら、それがいい」、そして話もせずに、ただ横を歩いた。その頃の記録を捨てていて記憶が曖昧で、信じようもなく不思議だった。…
https://pg-web.net/exhibition/tomonori-ryu-nihonhigashikaigan/

メンバーの岸幸太が上野の森美術館にて開催される「VOCA展2015 現代美術の展望─新しい平面の作家たち」に出品いたします。
VOCA展2015 現代美術の展望─新しい平面の作家たち
会場:上野の森美術館
会期:3/14(土)~3/30(月)
休館:会期中無休
開館時間:午前10時~午後6時 ※入館は閉館の30分前まで
観覧料:一般・大学生500円/高校生以下無料

メンバーの大友真志が北海道立近代美術館にて開催される “もうひとつの眺め(サイト) 北海道発:8人の写真と映像” 展に出品しています。
詳細URL
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/knb/exhibition/sp_20150322.htm

広島の原爆投下当日のキノコ雲下の惨状を唯一撮影した松重美人の5枚の写真、復興初期に制作された写真集『LIVING HIROSHIMA』、吉田初三郎の原爆鳥瞰図を収めた英文グラフ誌『HIROSHIMA』。占領下での廃棄や接収あるいは決死の秘匿を経て、現在にまで残された写真資料を、わたしたちはどのように受け止めることができるのか。広島での調査取材をもとにした座談会や書き下ろし論考により、写真そのものから問い直す試みでもあります。
B5判/188頁/ISBN 978-4-907865-03-0
発行:photographers’ gallery
定価:2,500円+税
https://pg-web.net/shop/pg-press-file/photographers-gallery-press-no-12/
埋もれかけた写真資料に光をあてる意欲的な企画だ。
「朝日新聞」2014年12月23日《原爆写真の意味、問う出版 被爆当日の広島、写真5点も収録》
原爆投下から70年の節目を迎える今、繰り返し凝視すべき光景がここにある。原爆写真のみならず、写真の見方そのものを変える力をもった一冊である。(田中純)
「読売新聞」2014年12月25日《凝視すべき極限下》
何が起きたのかも分からない茫然自失の混乱のなかで、逡巡を重ねながらシャッターを押す身体の震え、その微小な身ぶりによって「失語」の状態そのものが記録されたという奇跡にあらためて驚くこと。(…)被爆の当事者による「爆心地の写真」から歴史を掘り起こそうとする本書の企図はそこにまず定位されるだろう。(八角聡仁)
「中国新聞」2015年1月4日《「言葉失う」経験を刻む》
中核は、中国新聞(本社・広島市)のカメラマンだった松重美人さんが45年8月6日当日に撮影した5枚の写真だ。写真家や研究者ら執筆者は全員が戦後生まれで、当日の惨状をとらえた記録の意味を、丹念に考察する。松重さんの後輩にあたる同紙編集委員は、フィルム類を残そうとした人の「意志」の強さを受け止める意義を強調する。
「毎日新聞」2015年1月13日夕刊《写真家機関誌特集:空白の7年間に焦点、被爆地の写真を検証》

北島敬三の連続写真集、第4号。年4回のペースで全20刊以上を刊行予定です。
撮影地:沖縄(2005~2011)
B4変型/中綴じ/カラー16頁
発行:KULA
発行日:2015年2月11日
価格:2,000円+税
プリント付Special Editon
エディション12、特製函
価格:30,000円+税
https://pg-web.net/shop/pg-kula/keizo-kitajima-ur4/

Asia photographer’s galleryは、2006年から2011年までの期間、福岡市で写真家が運営していたギャラリーです。角田は、2008年より運営に参加、2010年から代表として活動していました。今年の4月からphotographers’ galleryの活動に参加し、個人的にAPGを継続していくためにAPG通信を発行していきます。
▼『APG通信 16-17 』
https://pg-web.net/shop/pg-kula/apg16/
https://pg-web.net/shop/pg-kula/apg17/

2011年に発行された北海道出身の写真家・大友真志による第1作目の写真集。琉球弧からはじき出されたように太平洋に浮かぶ南大東島と北大東島。かつて無人島だった島は、明治期に開拓が着手されて以来、製糖の島として現在に至る。隆起した断崖、荒い肌をもつ石灰岩、緑なす丘陵、池沼を有する平地。大友が写す南・北大東島には、孤島固有の地勢や植生とともに、約100年の入植の歴史がもつ時間的な厚みが切り離されることなく示され、歴史と不可分にしかあり得ない風景の原質へと観者をいざなう。
https://pg-web.net/shop/pg-kula/masashi-otomo-grace-islands/