バブル経済が最高潮に達した1980年代末、東京の中心部では地価高騰の波に乗って地上げが横行していた。それは四谷に暮らす浜にとっても他人事ではなかった。身近な人々が街を去り、あるいはこの世を去った。取り壊された家々、生活の基盤を失った人々。写真集に収録された953点の写真にそれらは写っていない。しかし、浜はその不在を意識している。戦争を生き延びた世代が建てた家は次々と壊され、空地となった。浜は言う、「これは2度目の敗戦だ」と。『VACANT LAND 1989』は、バブルの狂騒の果てに残された風景 …
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このたびphotographers' galleryでは「浜昇の戦後と昭和」と題し、浜昇の連続写真展(全6 回)を開催いたします。 浜昇(1946年、東京生まれ)は、1975年に東松照明や森山大道らが講師を務めた「WORKSHOP写真学校」に参加後、自主ギャラリー「PUT」設立に携わり、80年代に差しかかるまで個展・グループ展を通じて精力的に作品を発表します。その後も撮影を継続しながら、自ら設立したレーベル「写真公園林」での出版活動へと軸足を移し、写真展を含めた発表の場からは次第に距離を置くよう …
東京・中野のまんだらけ海馬にて、「【連続展】浜昇の戦後と昭和」特集コーナーを設けていただいています。
「連荘」は、街を歩き写真を撮ることでそれぞれの街の歴史を嗅ぎとろうと探求を続ける岸の新たな制作を展覧していく試みです。 第19回となる本展は、大阪市生野区や大正区、浪速区などで撮影された写真で構成されています。昼下がりの商店街や路地裏の通り、街中の人影や店舗。これらの写真からは普段私たちが街の中で見過ごしてしまうような物のありようや人の姿を観念や感情の向こう側で注視する岸の一貫した姿勢が感じられます。 本展にあわせて、写真冊子『連荘』の第19号が刊行されます。
街を歩いて写真を撮るシリーズ「連荘」の第19弾。大阪市の生野区や大正区、浪速区などで撮影された写真で構成。
長野県立美術館にて開催された北島敬三写真展「借りた場所、借りた時間」(会期:2025年11月29日〜2026年1月18日)および関連展示の記録集。
長野県立美術館にて開催された北島敬三写真展「借りた場所、借りた時間」(会期:2025年11月29日〜2026年1月18日)の展覧会図録