田中昭史の作品は、学生時代に当時社会問題化していた過疎地を1年間にわたって取材したもので、半世紀前の日本の山村の記録として貴重なものとなっています。ぜひご高覧ください。
展示内容/インクジェットプリント、A3モノクロ 36点
https://pg-web.net/authors/akifumi-tanaka/
美麻村は長野県北部長野市の西方に位置し現在は大町市に編入されている。
その美麻村の中心地から南東方向、峠を越えた山中17か所あまりに小さな集落が点在している。その一帯が高地(こうち)と呼ばれている地域である。
明治5年(1872年)美麻村高地地区には110戸の住居があり良質の麻の生産で活気のある地域であった。その後約90年間はわずかな変動はあったものの昭和35年(1960年)にはまだ79戸を保っていた。しかしながら取材当初の昭和45年(1970年)までの10年間に17戸まで激減し、約1年後最後の取材時には11戸となっていた。そしてそのまた10年後の昭和55年(1980年)には全ての住戸が離村し従来からの住民は皆無となって高地地区の集落は消滅した。
昭和45年(1970年)大学4年になった私は写真部に所属していたのだが、卒業にあたって長野に関係した問題を記録に残しておきたいと思い当時社会問題化していた「過疎」を卒業までの一年間にわたって取材することにした。
取材は4年生部員10名の内4名の有志で行ったが、すでに長い年月が経過しているためフィルムの保管等の問題で今回は私の写真で再構成し55年後の今日、かつてこの地にこのような人たちが生活していたという日本の山村の記録としてあらためて展示するものである。
田中昭史
美麻村は長野県北部長野市の西方に位置し現在は大町市に編入されている。
その美麻村の中心地から南東方向、峠を越えた山中17か所あまりに小さな集落が点在している。その一帯が高地(こうち)と呼ばれている地域である。
明治5年(1872年)美麻村高地地区には110戸の住居があり良質の麻の生産で活気のある地域であった。その後約90年間はわずかな変動はあったものの昭和35年(1960年)にはまだ79戸を保っていた。しかしながら取材当初の昭和45年(1970年)までの10年間に17戸まで激減し、約1年後最後の取材時には11戸となっていた。そしてそのまた10年後の昭和55年(1980年)には全ての住戸が離村し従来からの住民は皆無となって高地地区の集落は消滅した。
A4判変型/モノクロ44頁
発行:田一出版
発行日:2025年6月16日
価格:1,500円(税込)


「連荘」は、街を歩き写真を撮ることでそれぞれの街の歴史を嗅ぎとろうと探求を続ける岸の新たな制作を展覧していく試みです。
第12回となる本展は、沖縄県那覇市や宜野湾市、沖縄市や金武町などで撮影された写真で構成されています。路地裏の家屋や飲食店、放置された廃棄物や街中の人影。これらの写真からは普段私たちが街の中で見過ごしてしまうような物のありようや人の姿を観念や感情の向こう側で注視する岸の一貫した姿勢が感じられます。
本展にあわせて、写真冊子『連荘』の第12号を刊行します。ぜひご高覧ください。
【展示内容/インクジェットプリント、カラー】



街を歩いて写真を撮るシリーズ「連荘」の第12弾。沖縄県那覇市や宜野湾市、沖縄市や金武町などで撮影された写真で構成。
岸幸太『連荘 12』
B5判変型/中綴じ/カラー32頁
限定300部
発行:KULA
発行日:2025年6月16日
価格:1,500円+税
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街を歩いて写真を撮るシリーズ「連荘」の第11弾。大阪市西成区や浪速区、都島区や西区、東京都墨田区や渋谷区などで撮影された写真で構成。
岸幸太『連荘 11』
B5判変型/中綴じ/カラー32頁
限定300部
発行:KULA
発行日:2025年5月10日
価格:1,500円+税
2025年6月開催の写真展「Silent Monologues」にあわせて刊行。
2024年から2025年にかけて千葉県や茨城県を中心に日本各地で撮影された視覚の断片を集めた写真である。撮影者は、常に意味を求める言葉の枠組みから距離を置き、データ化された情報ノイズを取り除くことで、視覚として体が反応するただそこにあるものを求めた。そしてそれらの無言の独白が写真として形になることを願い撮影されたものである。
撮影場所:新潟県西蒲原郡弥彦村、群馬県渋川市伊香保町、茨城県東茨城郡大洗町、東京都中央区銀座・新宿区新宿、千葉県鴨川市、三重県四日市市、京都府京都市、大阪府堺市、長崎県長崎市・島原市
松井正子『Silent Monologues』
A4判変形/並製/モノクロ26頁
発 行: photographers’ gallery
発行日:2025年6月1日
価 格:1,800円+税
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2025年5月24日(土)~6月22日(日)
10:00~21:00
丸善ジュンク堂書店 那覇店
沖縄県那覇市牧志 D-nahaビル1-3階
(ゆいレール「美栄橋駅」より徒歩3分)
橋本一径が翻訳を手がけた、ジョルジュ・ディディ=ユベルマンの著書『イメージ、それでもなお』が、平凡社ライブラリーに収録され、2025年5月に刊行されました。
https://www.heibonsha.co.jp/book/b660839.html
2024年11月、北島敬三がかつて出版した写真集『New York』(1982年)とは様相を異にする新版写真集『NEW YORK』がPCTより刊行されました。1981年と1982年に撮影のモノクローム写真のほか、1980年代後半に撮影されたカラー写真が加えられ、ストリート・スナップ全152点が掲載されています。
そのほか、北島敬三自身による「もうひとつの『New York』」、倉石信乃による寄稿文「転形期の姿勢—北島敬三『New York』の1980年代について」を収録した、250ページの大判写真集。
通常版ソフトカバーのほか、北島敬三オリジナルプリント(A5サイズ・サイン入り)1点と、『NEW YORK』オリジナルトートバッグの付いた特装版が150部限定で発売中です。
北島敬三 写真集『NEW YORK』[新版]
写真:北島敬三
文:北島敬三、倉石信乃
翻訳:ジャン・ユンカーマン
編集:村上仁一
造本:町口 覚
印刷・製本所:株式会社 山田写真製版所
発行日:2024年11月1日 第1版第1刷
発行所:合同会社PCT
250ページ/257×188mm/モノクロ&カラー/ソフトカバー/箔押し
詳細はこちら→Photo&Culture,Tokyo
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