


「連荘」は、街を歩き回り、写真を撮ることでそれぞれの街の歴史を嗅ぎとろうと探求を続ける岸の新たな制作を展覧していく試みです。
第5回となる本展は、大阪市内で撮影された写真を中心に構成されています。岸が長年にわたって撮影を重ねてきた大阪の釜ヶ崎や近隣の街の中で写された、アーケード脇の商店街や空き店舗のシャッター、薄汚れた壁の落書きやその街に暮らす人々の姿、公園を覆うフェンスや老朽化した家のトタン板などの写真からは、街の中で普段私たちが見過ごしてしまうような人の姿や物の在りようを観念や感情の向こう側で注視する作者の一貫した姿勢が感じられます。
本展にあわせて、写真冊子『連荘』の第5号を刊行します。ぜひご高覧ください。
【展示内容/インクジェットプリント、カラー】

【同時開催】
Kota Kishi/岸幸太「潮騒」
2024年3月12日〜4月7日
KULA PHOTO GALLERY(photographers’ gallery同フロア)
街を歩いて写真を撮るシリーズ「連荘」の第5弾。大阪市内で撮影された写真で構成。
A4判/中綴じ/カラー40頁
限定300部
発行:KULA
発行日:2024年3月12日
価格:1,500円+税
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この度、photographers’ galleryでは小原真史監督によるドキュメンタリー映画「カメラになった男—写真家 中平卓馬」上映会を開催する運びとなりました。どうぞこの機会をお見逃しなく!
1960年代から70年代にかけて、先鋭的な写真と言葉で「政治の季節」を牽引した中平卓馬は、写真家としてはスランプに陥り77年に病に倒れた。記憶と言葉の大部分を失うこととなったが、それ以降、写真を撮ることが生活のほとんどすべてとなった。本作では中平に3年間密着、横浜の自宅周辺を日々撮影する姿や失われた記憶をなぞるようにかつて訪れた沖縄へと向かう姿を追った。
1)20:30〜22:10
※会場はギャラリースペースですので、リクライニングシートや自販機等、通常の映画館設備はございません。あらかじめご了承ください。
ドキュメンタリー映画
『カメラになった男—写真家 中平卓馬』
監督・制作・編集・撮影:小原真史
音楽:ブリジット・フォンテーヌ
出演:中平卓馬、荒木経惟、高良勉、東松照明、港千尋、森山大道ほか
2003年/DVD/カラー/91分
2023年8月に開催の展覧会「Super Session No.44」にあわせて刊行。
ウィルスとの共存が常態になる中でコロナ前の生活が戻りつつある2022年後半から2023年前半に歩いた甲信越、関東、関西、中国地方の写真を中心に構成しています。かつて繁栄を謳歌した街が穏やかに衰退して行く営みの澱と痕跡を記録する「PROSPECTS」シリーズ第8章。
川口和之『PROSPECTS Vol.8』
A4判/72頁
2023年8月発行
発行:PHOTO STREET
2024年2月に開催の展覧会「PROSPECTS Vol.8」にあわせて刊行。
ウィルスとの共存が常態になり、かつての日常が戻ってきたかに見える
2023年の1年間に歩いた、北海道、関東、甲信越、関西、中国地方の写真で構成しています。
かつて繁栄を謳歌した街が穏やかに衰退して行く営みの澱と痕跡を記録した「PROSPECTS」シリーズ第9章。
川口和之『PROSPECTS Vol.9』
A4判/72頁
2023年8月発行
発行:PHOTO STREET
王子直紀写真展「吐噶喇」 (2024年1月) にあわせて刊行された、写真集シリーズ第5号!
王子直紀「吐噶喇 5」
A5判変形/中綴じ/モノクロ32頁
/スリップケース入り
発行:KULA
発行日:2024年1月10日
価格:900円+税
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2014年以降の三陸、福島の被災地域のほか、日本各地の海岸線や海の記憶をもつさまざまな地域を交え、順次刊行されてきた小冊子シリーズ『SHORELINE』、2020年よりあらたに刊行された小冊子シリーズ『Park』の最新刊。
B5判変型/8+1頁/カラー 発行:KULA 定価:300円(税込)
Publish date: Dec, 2023 / 8+1 pages, Booklet, color
price: 300 yen (tax included)
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→shopへ『SHORELINE 45』
→shopへ『Park 7』
B5変型判/並製・スリーブケース入
80頁/和英併記/限定700部
エディションナンバー・サイン入
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テキスト:倉石信乃「写真の帰る場所」
デザイン:纐纈友洋
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発行年:2023年
発行:Kula Books
定価4,200円+税
ISBN 978-4-907865-38-2