長町文聖は2019年より、自身が暮らす東京都町田市を撮影し「OLD VILLAGE」と題して発表を続けています。町田市の地勢はそのほとんどが多摩丘陵に属し、人々の生活圏と接しながら雑木林、農地、草地がそこここに残されています。第9回目の展示となる本展では人の営みと共にある自然を撮影いたしました。ぜひご高覧ください。
展示内容
インクジェットプリント、カラー 約20点
急な傾斜のアスファルトの道路をミミズがずずと横切る。少し進むとゴロンと横向きに転がり、また少し進むもゴロンとまた転がる。
日曜日、玄関の扉を叩く音がした。おばあさんが立っていた。「引っ越しの挨拶をしないといけないと思って…」。どちらに越してきたのか聞くも要領を得なかったが、話すうちにようやく住所がわかったので一緒に行くことにした。でも「ここではない」という。ちょうど庭に出てきた隣人が「彼女の家はそこで合っていますよ」と教えてくれる。夫のこと、娘のこと、いろいろお話されて、おばあさんは「家族が帰るのを待ちます」と言って家に入っていく。
谷戸と尾根が続く丘陵地に暮らす人々の時間。私もその一部をなしているのだろうと思う。長町文聖
【同時開催】
Keizo Kitajima/北島敬三「PORTRAITS-D」
2022年6月21日〜8月14日
KULA PHOTO GALLERY(photographers’ gallery同フロア)
新人作家賞を受賞した笹岡啓子の作品が展示されています。
第38回写真の町東川賞 受賞作家作品展
会 期:7月30日(土)~8月30日(火)※会期中無休
時 間:10:00~17:00(7月30日は15:00~21:00)
料 金:100円(7月30日、31日は無料開放/中学生以下無料)
場 所:東川町文化ギャラリー
〒071-1423 北海道上川郡東川町東町1丁目19番8号
https://higashikawa-town.jp/bunkagallery/topics/25
▼東川町国際写真フェスティバル
https://photo-town.jp

2022年7月開催の展覧会「OKINAWAN PROSPECTS」にあわせて刊行。
平成時代の後半、2006年から2018年の間に琉球弧の中心部にある奄美大島・喜界島・伊平屋島・伊是名島・伊江島・沖縄本島の各地など、琉球の歴史に関係が深い地域を撮影、「変わりゆくもの、変わらないもの」をテーマに、変貌を続ける街並みや人々の暮らし、基地や御嶽や蒼い海など、琉球弧の様々な点景を「PROSPECTS」シリーズとして写真集にまとめた「PROSPECTS」第7章。
川口和之『OKINAWAN PROSPECTS』
A4判/並製(Soft Cover),上製(Hard Cover)/80頁
2022年7月14日発行
発行:PHOTO STREET
▼ソフトカバー(定価:2,500円+税)
https://pg-web.net/shop/photo-books/okinawan-prospects-s/
▼ハードカバー(定価:4,000円+税)
https://pg-web.net/shop/photo-books/okinawan-prospects-h/

花、おもちゃの人形、メロンソーダ、陶器の置き物、母、そして親しい友人たち。小さな、ささやかなものたちのなかに折りたたまれた思いに触れる。高橋万里子による第一写真集。




《自分の正気を保たせてくれるものは何か。人から見ればちっぽけだったり、ズレているようでも、多分真面目に探しているのだ。》——高橋万里子
《スヴニール。スーベニア。この言葉には互いに重なり合ういく通りの意味があり、それがいっせいに響き合うと、いかにも懐かしい音楽が聴こえてくるような気がする。》——四方田犬彦(エッセイスト) 本書解題より
高橋万里子写真集
『Souvenir(スーベニア)』
A4変型並製・スイス装|104頁|カラー全82点収録|日英バイリンガル
寄稿:四方田犬彦
デザイン:サイトヲヒデユキ
発行:ソリレス書店
印刷:日本写真印刷コミュニケーションズ
製本:博勝堂
定価:5,800円+税
ISBN978–4–908435–18–8
