pg-newsletter no. 249 (March 7, 2026) See in English 日本語で見る
photographers’ gallery

pg-newsletter no. 249

ー Next Exhibition

Akifumi Tanaka/田中 昭史
“Cityscape 21”
photographers’ gallery2020/02/03 – 2020/02/2012:00-20:00会期中無休 / DAILY OPEN

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田中昭史は、これまで生まれ故郷である「秩父」と彼の生活の場である「都市」を主なテーマとして撮影を行ってきました。本展ではその「都市」のシリーズを展示いたします。ぜひご高覧ください。

展示内容
インクジェットプリントによるカラー作品
https://pg-web.net/exhibition/cityscape-21/
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1990年頃から続けていた私の主テーマである「多摩景」を撮る中で、長年見慣れてきた都営住宅が20世紀末から21世紀初頭にかけて、ほとんど新しいマンション風の建物に変貌し、風景が一変したのを目の当たりにした。よく観察するとその変貌は東京郊外である多摩地域に限らず、様々な都市で高層ビルが建ち始め画一化した光景を呈し始めていた。
21世紀になってすでに20年が経ち、街全体がある意味で21世紀らしくなってきたように思える。時間は時代の切れ目に関係なく連続して流れているのだが、世紀の変わり目というのはこういうものかと実感した。
「Cityscape 21」は、その世紀の変わり目を象徴的建造物である高層ビルを背景に、東京、横浜、川崎、さいたま、所沢、大阪、神戸、名古屋、札幌、浜松などで撮影した作品である。

田中昭史



Fumikiyo Nagamachi/長町 文聖
“OLD VILLAGE –リトル・ヒストリー–”
KULA PHOTO GALLERY2020/02/03 – 2020/02/2012:00-20:00会期中無休 / DAILY OPEN

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長町文聖は、自身が暮らす東京都町田市の風景や人を撮影し発表を続けています。本展では、町田市の住宅地を撮影した作品を発表いたします。ぜひご高覧ください。

展示内容
インクジェットプリントによるカラー作品
https://pg-web.net/exhibition/ov-littel-history/
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中学生の娘は父親である私の言葉が気に入らないと舌打ちをするようになった。先日も娘に小言を言った時、部屋に硬く小さな音で舌打ちが響いた。これも思い出のひとつになるのだろう。娘と今まで過ごしてきた時間をどこまで私が覚えているか心もとないが、起こった出来事は次の瞬間どこに行ったのだろうとふと思った。その出来事は過去という時間に定着しないで、かろうじて娘と私の記憶として共有されたに過ぎないのかもしれない。「記録=記憶」という不確かな物語の積み重ねなのだ。
私の目の前に存在している風景・モノ・人は、現れて、消えて、過去になる。私もその一部なのだと思う。全てはどこかに消えていき、その小さな記憶が写真になる。

長町文聖



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展覧会:大友真志 “北海道命名151年のヴンダーカンマー”
北海道立近代美術館

北海道立近代美術館にて開催される企画展「北海道命名151年のヴンダーカンマー」に大友真志が参加しています。
「北海道151年のヴンダーカンマー」
2020年1月25日(土)~3月15日(日)
北海道立近代美術館
HOKKAIDO MUSEUM OF MODERN ART
〒060-0001  札幌市中央区北1条西17丁目
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/knb/



『photographers’ gallery press no. 14』

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最新号、発売中!!
特集:「人類館」の写真を読む 新発見の写真3枚をもとに

ギャラリー機関誌『photographers’ gallery press』の最新号、第14号。
2017年、「学術人類館」で撮影された写真が3枚、新たに発見されました。1903年に大阪で開催された第五回内国勧業博覧会の場外余興であったこの施設では、北海道・沖縄・台湾・インド・アフリカなどから集められた人々が展示されましたが、その内容をめぐって抗議活動が行われ、社会問題化しました。第五回勧業博は、台湾という植民地を足がかりに版図を広げていく日本を体現するような「帝国のショーケース」であり、日本における万博の起源ともいえる博覧会でした。本誌では、人類館についての論考と欧米の博覧会で盛んに行われていた〈人間の展示〉をテーマにした誌面キュレーションを収録しています。そのほかに、第二次世界大戦中のアメリカにおける日系人強制収容所を記録した宮武東洋の写真、日本統治時代の台湾が収められた『臺灣寫眞帖』から60頁を収録するなど、残された記録写真から私たちは何を読み解き、現在へと受け継ぐことができるのか、様々な分野の識者による論考とともに探ります。

photographers’ gallery press no. 14

B5判/360頁/日・仏・英・中
発行:photographers’ gallery
発行責任:北島敬三
編集責任:岸幸太
デザイン:纐纈友洋
発行日:2019年12月20日
定価:2,500円+税
ISBN978-4-907865-31-3 C0072

Publisher: photographers’ gallery
Book size: B5 size(W182 × H257 mm)
Number of pages: 360 pages
Date of issue: December 20, 2019
Price: 2,750 yen (tax included)

Responsible for issuing: Keizo Kitajima
Editor in chief: Kota Kishi
Design: Tomohiro Koketsu

▼ご購入はこちらから
https://pg-web.net/shop/pg-press-file/photographers-gallery-press-no-14/


目次

[論考]「人類館」の写真を読む 図版80点掲載!
小原真史

[誌面キュレーション]帝国のショーケース:博覧会と〈人間の展示〉 図版112点掲載!
小原真史

[邦訳]見世物—野蛮の発明
パスカル・ブランシャール、ジル・ボエッチュ、ナネット・ヤコマイン・スヌープ|橋本一径訳

[収録]フェティシズムとアニミズムの間にある写真—石内都と写真による死者への生命付与 《日仏対訳》
橋本一径
La photographie entre le fétichisme et l’animisme :
Miyako Ishiuchi et une animation photographique des morts
Kazumichi Hashimoto

[収録]「何もしない男」の系譜としての写真史
—シェリー・レヴィーンを手がかりに
橋本一径、倉石信乃、北島敬三

[論考]風景以後—北島敬三の写真
倉石信乃

[論考]カオナシの街から─顔と出会うこと(2)
東琢磨

[写真]PARK CITY Ⅱ 
笹岡啓子

[収録]『臺灣寫眞帖』 60頁!

[論考]「写真100年」展再考—置き去りにされた日本統治時代の台湾写真《日中対訳》
侯鵬暉
重思「寫真100年」展―被遺忘的日本統治時代的台灣寫真
侯鵬暉

[論考]宮武東洋の複数のポジション《日英対訳》
ダニエル・アビー|久後香純訳
Toyo Miyatake’s Positions
Daniel Abbe

[論考]風に吹かれる種─砂澤ビッキ考
中村絵美



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北島敬三連続写真集
『Untitled Records Vol. 17』

北島敬三の連続写真集、第17号。年4回のペースで全20刊以上を刊行予定です。

北島敬三連続写真集
『UNTITLED RECORDS Vol. 17』
【2019年10月22日発売】
北島敬三連続写真集 『UNTITLED RECORDS Vol. 17』
撮影地: 長万部、根室、白老、滝川、千歳ほか。
ISBN 978-4-907865-30-6│B4判変型│カラー16頁│定価2000円+税
発行 KULA 発売 photographers’gallery

https://pg-web.net/shop/pg-kula/ur17/



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北島敬三 WORKSHOP 写真塾受講者募集中!

5月より北島敬三が「北島敬三 WORKSHOP 写真塾」を開講しました。基本は一対一での個別指導ですが、ゲスト講師を招いたグループ講評会も不定期に開催します。
経験豊富な講師との対話から生まれる具体性と緊張感は必至、加えて全く別の視点からもたらされるゲスト講師からの意外な指摘や提案、またほかの受講生の制作姿勢を刺激的に受け取るチャンスです!5月開講後も随時受付中です。

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北島敬三 WORKSHOP 写真塾では、写真作品を制作するための実践的かつ継続的な指導を行います。参加者との一対一の個別的対話を通じて、作品の内容、形式、形態さらに発表方法に至るまで、さまざまな角度から検討を加えながら、その作品の強度と完成度を高めていきます。また、そうした制作実践の経験によって、写真への理解がより深まることが期待されます。

参加者は、初めて写真作品を作る方からすでに制作中の方まで、キャリアは問いません。真剣に制作に向き合おうとしている方なら、どなたでも歓迎します。

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お申込み・詳細はコチラ↓
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「北島敬三 WORKSHOP 写真塾」FBページ↓
https://www.facebook.com/keizokitajima.photoworkshop/