本展は、福岡出身の角田奈々が主体となり九州出身の若手写真家を中心にテーマを変化させながら継続的に開催する企画展です。第1回目は2016年7月に「土地を紡ぐ」展として6名の作家によるグループ展を福岡で開催し、同年9月には、photographers’ galleryで巡回展を行いました。第2回目となる本展では角田とともに、佐賀県出身の大島尚悟がphotographers’ gallery・KULA PHOTO GALLERYでそれぞれの作品を発表します。
角田は2006年から自身の母親を撮影し、女性の生き方に着目してきました。折々に発表されてきたその作品は、年月を経るとともに、母親の姿だけでなく、撮影者であり娘である角田との関係が変化していく様子も垣間見られます。本展では、これまで独身で生活を送ってきた伯母に目を向け、2018年5月に脳出血で倒れ入院した後の伯母と、その妹である母を撮影した作品を発表します。
一方で、大島は2011年の初個展以来、都市の風景や親しい友人を被写体とし写真作品を発表してきました。近年では自身の写真や雑誌の切り抜き、電化製品や段ボールなど身近にある様々な物を取り入れており、ペイントやコラージュの手法を用いながら、素材そのものを大胆に用いた作品を発表しています。「制作時には、目の前にある物から普段は抑えている意識が引き出されるような感覚がある」と大島は言います。
一見、重なりようのない二人の作品は、いずれも自身のアイデンティティへの疑義に関心が向けられており、伯母と母という姉妹の関係や、日常にある物を通して、自己と向き合う事の複雑さを感じさせるでしょう。ぜひ、ご高覧ください。
角田奈々 “姉妹”/photographers’ gallery
展示内容 インクジェットプリント、約15点
大島尚悟 “Untitled”/KULA PHOTO GALLERY
展示内容 マットレス、他数点
https://pg-web.net/exhibition/ishiki/


田代一倫が、福岡のkonya-galleryで開催される展覧会にて「ウルルンド」を展示します。
ぜひご覧ください。
konya-gallery 10周年企画
ゲストディレクタープログラムvol.2 正路佐知子
【第1期】その海のあぶくの
田代一倫「ウルルンド」、山内光枝「つれ潮」
■2018年10月12日(金)-10月28日(日)
■会場:konya-gallery(福岡市中央区大名1-14-28 第一松村ビル2F)
■開場時間:12:00-20:00
※初日のみ18:00-20:30 ※最終日のみ18:00まで
■休廊日:月曜日
主催:トラベルフロント
企画・制作:正路佐知子
■URL:http://konya2023.travelers-project.info/1012-28112-18-konya-gallery-10周年企画-ゲストディレクタープログラムvol-2/
田代一倫 『ウルルンド』(KULA)
https://pg-web.net/shop/pg-kula/ulleungdo/
震災から5年目を迎えた2015年より、笹岡は小冊子シリーズ『SHORELINE』(KULA)の刊行をスタートさせています。2014年以降の三陸、福島の被災地域のほか、日本各地の海岸線や海の記憶をもつさまざまな地域を交え、現在まで35号が刊行されています。
B5判変型/8+1頁/カラー 発行:KULA 定価:300円(税込)
発行日 2018年7月24日
SHORELINE 33: 噴火湾 34: 雷電海岸 35: 三陸海岸
https://pg-web.net/tags/shoreline/
5月より北島敬三が「北島敬三 WORKSHOP 写真塾」を開講しました。基本は一対一での個別指導ですが、ゲスト講師を招いたグループ講評会も不定期に開催します。
経験豊富な講師との対話から生まれる具体性と緊張感は必至、加えて全く別の視点からもたらされるゲスト講師からの意外な指摘や提案、またほかの受講生の制作姿勢を刺激的に受け取るチャンスです!5月開講後も随時受付中です。