
本展では今年(2018)、岩手県と宮城県の沿岸部で撮影された作品を展示致します。東日本大震災から7年を経て、被災沿岸部では土地整備とともに巨大な防潮堤建設工事が目に見えるかたちで進行しています。海と陸とのはざまに真新しくそびえるコンクリートの塊は、来るべき災害から人々を守る役割を担う一方で、その土地の地勢や環境までをも変質させていきます。
同時に、北海道・道南地域を中心に撮影された作品を展示致します。駒ケ岳や有珠山、昭和新山などの活火山に抱かれた噴火湾(内浦湾)周辺や、今年厳しい寒波に見舞われた日本海沿岸部など、いずれもその地理的条件のもとで、時を重ね変化を続けている地域です。
2011年の東日本大震災以降、笹岡啓子は大きな災害から個々の復興へと向かう現在進行形の場所に、撮ることで向き合ってきました。一方で、活動の最初期からのテーマである海岸線や火山など、地勢や地表が刻むその土地の過去や経過にも関心を寄せてきました。「SHORELINE」は、時制を超えた「地続きの海」を現在の地形から辿り、連ねていく試みでもあるのです。
【展示内容/インクジェットプリント8点、スライドプロジェクション】
https://pg-web.net/exhibition/keiko-sasaoka-shoreline-6/
震災から5年目を迎えた2015年より、笹岡は小冊子シリーズ『SHORELINE』(KULA)の刊行をスタートさせています。2014年以降の三陸、福島の被災地域のほか、日本各地の海岸線や海の記憶をもつさまざまな地域を交え、現在まで32号が刊行されています。展覧会に合わせて33〜35号が発行されます。
B5判変型/8+1頁/カラー 発行:KULA 定価:300円(税込)
発行日 2018年7月24日
SHORELINE 33: 噴火湾 34: 雷電海岸 35: 三陸海岸
https://pg-web.net/tags/shoreline/
8月15日(水)〜8月19日(日)
10時〜18時(最終日は17時まで)
入場無料
姫路市本町68−290
イーグレひめじ 市民ギャラリー
http://www1.winknet.ne.jp/~egret-himeji/
川口和之が参加している1977年に創設されたフォトストリートによる写真展。ホームグラウンドである姫路市民ギャラリーで開催されます。
メンバー:井上雅史、井上健一、川口和之、島内治彦、前田好教、松田耕一
ゲスト:阿部 淳、高津吉則、庄 治政、杉浦正和、西川 茂、山口聡一郎
▼フォトストリート Facebook
https://m.facebook.com/photostreet77/
5月より北島敬三が「北島敬三 WORKSHOP 写真塾」を開講しました。基本は一対一での個別指導ですが、ゲスト講師を招いたグループ講評会も不定期に開催します。
経験豊富な講師との対話から生まれる具体性と緊張感は必至、加えて全く別の視点からもたらされるゲスト講師からの意外な指摘や提案、またほかの受講生の制作姿勢を刺激的に受け取るチャンスです!5月開講後も随時受付中です。
8月13日(月)〜31日(金)は夏期休廊致します。なお期間中は、web-shop対応などに遅れが生じる場合がございますので、ご了承ください。
We will be away from August 13 to 31.
We wish you a great summer!