笠友紀は、2002年photographers’galleryでの『ON THE ROAD 2002』の展示後、東京から故郷である福岡へ戻りました。2015年『日本東海岸』、2016年『浜通り雨のあとの余瀝』と東北地方を撮影し、15年ぶりに展示をした笠は、東京にいた頃の自分の写真を見返す機会を得て、2017年『QUOTIDIAN』として展示をしました。
本展では、『QUOTIDIAN』の続編とも言えるモノクロ写真を発表します。写真を始めてまもない笠が平凡でありきたりな毎日の中、写真と向き合うことだけを思い、試行錯誤しながらも撮影を繰り返していた記録です。そのプリントは茶色がかったリスプリントとして制作されています。
展示内容/ゼラチンシルバープリント、203×254mm、279×356mm、約60点
当時の写真を見返していくと、麗しさがないという思いが心の中で強く残っていった。
散策する時間がつくれない。幾日過ぎるも変化しない。仕方がないから、事務所へ向かう片道にカメラをぶら下げて、何とかシャッターを押していった。繰り返していくとそれは西から東への片道であって、たとえば南北へも行き先があっていい等と、考えることもできないままに続けていた。
それはどちらかと言えばいい加減であるような写真だった。
笠友紀
田代一倫がスパイラルガーデンで開催される「近くへの遠回り―日本・キューバ現代美術展 帰国展」に出品します。会期は、2018年6月6〜17日です。2018年春にキューバで開催され好評を博した展覧会を再構成した帰国展となります。
2018年6月6日(水)~17日(日)
11時~20時(6月6日は18時30分まで)
スパイラルガーデン(東京都港区南青山5-6-23)入場無料
[参加作家]
<日本側作家>岩崎貴宏、高嶺格、田代一倫、三瀬夏之介、ミヤギフトシ、持田敦子、毛利悠子
<キューバ側作家>グレンダ・レオン、ホセ・マヌエル・メシアス、レニエール・レイバ・ノボ、レアンドロ・フェアル
▼詳細
http://www.jpf.go.jp/j/project/culture/exhibit/domestic/2018/04-01.html
北島敬三の連続写真集、第14号。年4回のペースで全20刊以上を刊行予定です。
北島敬三連続写真集
『UNTITLED RECORDS Vol. 14』
撮影地: 岩手、宮城、福島
ISBN 978-4-907865-25-2
B4判変型│カラー16頁│定価2000円+税
発行 KULA
発行日 2018年4月24日
発売 photographers’gallery
プリント付Special Editon
エディション12、特製函
価格:30,000円+税
https://pg-web.net/shop/pg-kula/ur14/

5月より北島敬三が「北島敬三 WORKSHOP 写真塾」を開講しました。基本は一対一での個別指導ですが、ゲスト講師を招いたグループ講評会も不定期に開催します。
経験豊富な講師との対話から生まれる具体性と緊張感は必至、加えて全く別の視点からもたらされるゲスト講師からの意外な指摘や提案、またほかの受講生の制作姿勢を刺激的に受け取るチャンスです!5月開講後も随時受付中です。