pg-newsletter no. 218 (June 27, 2026) See in English 日本語で見る
photographers’ gallery

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Shuji Akagi/赤城 修司
“Fukushima Traces, 2017”
photographers’ gallery 2018/03/11-2018/03/25 12:00-20:00 会期中無休 / DAILY OPEN

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この度、photographers’ gallery では企画展として赤城修司写真展「Fukushima Traces, 2017」を開催する運びとなりました。赤城は福島市内の高等学校で美術教員として勤めながら、2011年の東日本大震災以後、放射能による汚染土や除染作業など、日常に出現した「それまでになかった」事象と光景を丹念に記録しtwitter上でも発表し続けています。また、全国各地での講演やユニット「グランギニョル未来」への参画、そして写真集『Fukushima Traces, 2011-2013』を出版するなど、その活動は多岐にわたっています。
本展では、これまでの赤城の写真には見られなかった、車窓越しの風景や夜間の街を撮影した写真などを含め、事故後7年を経た、2017年の写真が展示されます。

展示内容/Cプリント、インクジェットプリント、69点。ドローイング、2点。スライドムービー。

https://pg-web.net/exhibition/shuji-akagi-ft2017/

Shuji Akagi/赤城 修司 略歴

1967年福島県生まれ。1989年筑波大学芸術専門学群洋画コース卒業。青年海外協力隊員として1994年より2年間ブルガリアに滞在、美術教師として活動。出品展に、「未来の体温 after AZUMAYA」(山本現代、アラタニウラノ、2013)、「Transmission」(スタジオ35分、2014)、「赤城修司+黒田喜夫-種差デコンタ2016」(八戸市美術館、2016)、「Perpetual Uncertainty」(マルメ美術館 スウェーデン、2018)他。また、2015年より「グランギニョル未来」に参画、同メンバーとして帰還困難区域で開催の“見に行くことができない展覧会”、「Don’t Follow the Wind」に出品中。写真集に、『Fukushima Traces, 2011-2013』(Osiris、2015)。現在、福島市在住、高等学校美術教員。


photographers’ galleryでの展示に寄せて

2011年、最初に作業員に声をかけたときには、何のためらいも感じなかった。「撮っていいですか?」と聞くと、「いいんじゃないですか? 市でやっていることだし。別に悪いことしているわけじゃないし。」とあっけらかんとした返事が帰ってきた。
2012年頃から、撮影をしようとすると険悪になることが多くなった。手抜き除染がニュースになり、作業員は撮影されることに警戒しだした。マスクをしていないことがバレると困るなどの小さな理由で、撮影を断られることも増えていった。僕は、「そんな小さな理由で、こんな歴史的なシーンが後世に残らなくなってしまうのか。」と、悔しく思った。同時に、こうして多くの重要なものが、些細な配慮のために歴史から消えていっているのだと思った。

間もなく7年が過ぎようとしている。ここ最近は、「撮ってもいいですか」と聞くと、あっさり許可されることが増えている。作業員も特に警戒しない。人々はコンビニの前で除染作業が行われていても、何も感じないように買い物をして出ていく。そういえば、自分の部屋も同じだなと思った。最初はゴミだと認識していても、それが長い間そこに置かれていると、当然に思えて気づかなくなることがある。
つい先日も、「撮ってもいいですか?」と言ってコンビニ前の除染を撮影した。「ありがとうございました。」と言って撮影を終えて、コンビニに寄った。お弁当を買って僕も平然とコンビニを出た。

赤城修司



トークイベント
「林の中にいるのだが樹が見えない」
鵜飼哲(フランス文学・思想研究)×赤城修司

赤城は写真集の後書きで「はじめて「がんばろう福島」の看板を見た時、そのあっけらかんとしたポジティブさに、また<不気味さ>を感じた」と綴っている。

不気味さは、放射能汚染物質を梱包するブルーシートの出現と並行して、震災 直後に街にあふれた「がんばろう福島」「がんばろう東北」「絆」「心を一つにNippon」等の看板にもあった。
対話者に鵜飼哲を迎え、赤城がとらえる<不気味さ>の背後にも話は及ぶことだろう。

日時:3月21日(水・祝)16:00~17:30
参加費:1000円 定員25名(要予約)

[2018/2/24]定員に達したため、キャンセル待ち予約となります。

▼ご予約はこちらから
https://ssl.form-mailer.jp/fms/12974fbc558999



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展覧会:田代一倫
“近くへの遠回り―日本・キューバ現代美術展”
ウィフレド・ラム現代美術センター/ハバナ

田代一倫がハバナのウィフレド・ラム現代美術センターで開催される「近くへの遠回り―日本・キューバ現代美術展」に出品します。会期は、2018年3月9日から4月28日ですが、6月には東京での帰国展も予定されています。

詳細
https://www.jpf.go.jp/j/project/culture/exhibit/oversea/2018/02-01.html



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アートフェア:岸幸太 “3331 ART FAIR 2018” アーツ千代田3331

岸幸太がアーツ千代田3331で開催される「3331 ART FAIR 2018」に出品しています。
ぜひ、ご高覧下さい。

日程:2018年03月07日(水)〜2018年03月11日(日)
備考:※ファーストチョイス(ご招待者のみ): 3月7日(水)15:00-18:00
時間:3月7日(水)18:00-20:00 / 3月8日(木)〜3月10日(土)12:00-20:00 / 3月11日(日)12:00-17:00
備考:※最終入場は閉場30分前
料金:一般 1,500円 / シニア・学生 1,300円

▼スケジュール、詳細
http://www.3331.jp/schedule/004167.html
▼特設サイト
http://artfair.3331.jp/
▼作家ページ
http://artfair.3331.jp/artist/kota_kishi



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北島敬三連続写真集
『Untitled Records Vol. 13』

北島敬三の連続写真集、第13号。年4回のペースで全20刊以上を刊行予定です。

北島敬三連続写真集
『UNTITLED RECORDS Vol. 13』
撮影地: 山形、新潟、長野、富山、岩手
ISBN 978-4-907865-24-5
B4判変型│カラー16頁│定価2000円+税
発行 KULA
発行日 2018年1月10日
発売 photographers’gallery

プリント付Special Editon
エディション12、特製函
価格:30,000円+税
https://pg-web.net/shop/pg-kula/ur13/


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笹岡啓子『SHORELINE 29-32』

震災から5年目を迎えた2015年より、笹岡は小冊子シリーズ『SHORELINE』(KULA)の刊行をスタートさせています。2014年以降の三陸、福島の被災地域のほか、日本各地の海岸線や海の記憶をもつさまざまな地域を交え、現在まで24号が刊行されています。展覧会に合わせて29〜32号が発行されます。

B5判変型/8+1頁/カラー 発行:KULA 定価:300円(税込)
発行日 2017年12月8日
SHORELINE 29: 蔵王 30: 福島潟 31: 浜通り 32: 南三陸
https://pg-web.net/tags/shoreline/


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北島敬三 WORKSHOP 写真塾
受講者募集中!

5月より北島敬三が「北島敬三 WORKSHOP 写真塾」を開講しました。基本は一対一での個別指導ですが、ゲスト講師を招いたグループ講評会も不定期に開催します。
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北島敬三 WORKSHOP 写真塾では、写真作品を制作するための実践的かつ継続的な指導を行います。参加者との一対一の個別的対話を通じて、作品の内容、形式、形態さらに発表方法に至るまで、さまざまな角度から検討を加えながら、その作品の強度と完成度を高めていきます。また、そうした制作実践の経験によって、写真への理解がより深まることが期待されます。
参加者は、初めて写真作品を作る方からすでに制作中の方まで、キャリアは問いません。真剣に制作に向き合おうとしている方なら、どなたでも歓迎します。
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