篠田優は、2025年に長野県信濃美術館の閉館から解体を主なモチーフとした『Fragments of the place 2017-2019』(カラー/モノクロ、サウンド、52分)を発表するなど、近年、写真作品とともに映像作品を積極的に制作しています。その映像作品においては、これまでの写真作品と同様に、記録という行為の実践とその行為の在り方を思考するという、いわばポリフォニックな試みが続けられています。
東京・中野のまんだらけ海馬にて、「【連続展】浜昇の戦後と昭和」特集コーナーを設けていただいています。
このたびphotographers' galleryでは「浜昇の戦後と昭和」と題し、浜昇の連続写真展(全6 回)を開催いたします。 浜昇(1946年、東京生まれ)は、1975年に東松照明や森山大道らが講師を務めた「WORKSHOP写真学校」に参加後、自主ギャラリー「PUT」設立に携わり、80年代に差しかかるまで個展・グループ展を通じて精力的に作品を発表します。その後も撮影を継続しながら、自ら設立したレーベル「写真公園林」での出版活動へと軸足を移し、写真展を含めた発表の場からは次第に距離を置くよう …
亀岡倫太郎写真展「奥羽4」(2026年4月)にあわせて刊行された、写真集シリーズの第20弾! 奥羽とは、陸奥と出羽を合わせた名称であり、東北地方の旧称として用いられてきました。「東北」という言葉は、明治維新以降、「奥羽」にかわる言葉として自由民権運動にかかわった奥羽出身の活動家たちによって意識的に使われてきました。亀岡の撮影はこの地名の書き換えによって見えにくくなってしまったものがあるのではないかという問題意識から始まっています。亀岡にとって「東北/奥羽」の撮影は、個人的な体験や自身の記憶を通し …
街を歩いて写真を撮るシリーズ「連荘」の第17弾。大阪市西成区や浪速区、生野区などで撮影された写真で構成。
王子直紀写真展「川崎」 (2026年3月) にあわせて刊行された、写真集シリーズ第7号!
北島敬三の《Tokyo》と《Koza》。2つのシリーズを衝突させた大判写真集(Little Big Man Books刊)。表紙とタイトルカラーの異なる3種を発売。
笹岡啓子が活動初期から20年以上にわたり取り組んできた、日本各地の海岸線や稜線をたどる連作の集成。
《土地から引き離された多くの人々、打ち捨てられた数々の土地を見つめてきた浜の目に、津軽半島は広大な空地になろうとしているように映ったのではないか。「空地」を真にそう呼ぶ資格があるのは、空地以前のその場所を知る者だけだ。津軽での最初の撮影からおおよそ半世紀の間に起こった目まぐるしい時代の変化が、70年代に同地を目撃し、その姿をフィルムに収めた者として、浜にこの写真集を世に出すよう迫った。》 ——高橋しげみ「津軽野に見る夢」