Hitoshi Toyoda/トヨダ ヒトシ
“NA- ZUNA” 2004/04/05 - 2004/04/17 12:00 - 20:00 月曜休 / MON CLOSED

DM
プリントによる展示をせず、スライド・プロジェクションのみにて発表を続けているトヨダ ヒトシ。
2002年の「3 SLIDE SHOWS」に続き、photographers’ galleryでは2回目のVisual Diary上映となります。
今回はVisual Diaryとしては初めての、ニューヨークを離れた日本での日々が綴られました。
人それぞれの内にある四季を綴った新作映像日記、前後編。

当日の模様

07
――スクリーンの上に現れる〈像〉は手をのばしてもつかむことはできず、 日々の上での失敗や喜びのように、時間に押し流されて消えてゆく
02
――9.11.01。うろたえたNY。11年ぶりの秋の東京へ。日本にもいるというアーミッシュの村を訪ねた。アフガニスタンへの空爆は続く。なつかしい道を何度も歩いた。〈旅〉という名の野良犬。音もなく降る雪。音のなさゆえ何かに似ていた。 やがて来た春。カタツムリはアリの侵入に備え、膜をはって眠っていた。 言い訳もせず散ってゆく花。長びく滞在。ふたつの別れ。なんでもない日常を見続ける。 戻れない時間、色。 野で草が揺れていた。


05
――上映が終わり照明がもどってみれば、まるで何事もなかったかのようにもとの壁があるだけ。記憶以外は持ち帰れるものは何もなく、それはどこか人生にも似ている気がする。(トヨダヒトシ)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
前後編にわけての4日間で100名以上の方々にご来場いただきました。ありがとうございました。