pg-newsletter no. 346 (March 7, 2026) See in English 日本語で見る
photographers’ gallery

pg-newsletter no. 346

ー Current Exhibition

Fumikiyo Nagamachi/長町 文聖
“ OLD VILLAGE −林間へ−”
photographers’ gallery2025/10/07 – 2025/10/15
12:00-20:00会期中無休 / DAILY OPEN

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長町文聖は2019年より、自身が暮らす東京都町田市を撮影し「OLD VILLAGE」と題して発表を続けています。
東京西部に広がる「郊外」は電鉄会社が計画した土地開発の影響を受けながら変容を遂げていきます。開発で沿線の森や林が消滅する一方、住環境と自然が混在した「郊外」が形成されてきた過程は現在も東京西部において続いているように見えると長町は話します。ぜひご高覧ください。

展示内容
インクジェットプリント、カラー 約20点

https://pg-web.net/exhibition/old-village-19/

町田で生活するようになって20年になる。会社勤めは35年目を迎えるがその半分以上、私は通勤するために小田急線に乗って町田と新宿を往復してきた。町田よりもっと遠いところから新宿に通う人も多いので小田急線はよく混み合う。駅から遠く離れた自宅に暮らす人はバスに乗って帰る人も多い。バス路線がない人は長い時間歩いて帰る。私は駅から自宅まで20分以上かけて歩く。
私鉄沿線と「郊外」開発について論じられた書籍を読むと、小田原急行鉄道を創業した利光鶴松は、小田原線(新宿〜小田原間)と江ノ島線(現.相模大野〜片瀬江ノ島間)開業の前後から大野・大和・座間周辺の山林100万坪を買収し始めたと記されている。理由は「林間と田園生活趣味を求める人達に提供する」住宅地開発を進めるためだったそうだ。当初は「林間都市計画」とうたわれ、「南林間都市」「中央林間都市」の土地分譲は1930年前後から始まったという。
町田に隣接する地域では現在「中央林間駅」「東林間駅」「南林間駅」が営業しており、多くの人々に利用されている。街の開発はそこで暮らす人々の利便性向上を目的に企画・設計を経て行なわれていくが、開発から取り残されていくところと混在しながら「郊外」は形成されていくように思う。「林間」を孕む街で私は生活していることを振り返り考える。

長町文聖


ー Current Exhibition

Kota Kishi/岸 幸太
“連荘 15”
KULA PHOTO GALLERY2025/09/23 – 2025/10/15
※10/6(月)は休廊いたします。
12:00-20:00会期中無休 / DAILY OPEN

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「連荘」は、街を歩き写真を撮ることでそれぞれの街の歴史を嗅ぎとろうと探求を続ける岸の新たな制作を展覧していく試みです。
第15回となる本展は、大阪市西成区や天王寺区、生野区などで撮影された写真で構成されています。アーケードのある商店街や街中の人影、路地裏の飲食店や廃棄物。これらの写真からは普段私たちが街の中で見過ごしてしまうような物のありようや人の姿を観念や感情の向こう側で注視する岸の一貫した姿勢が感じられます。
本展にあわせて、写真冊子『連荘』の第15号を刊行します。ぜひご高覧ください。

会場:KULA PHOTO GALLERY
(photographers’ gallery同フロア)
【展示内容/インクジェットプリント、カラー】

https://pg-web.net/exhibition/kota-kishi-renchan-15/


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岸幸太『連荘 15』

街を歩いて写真を撮るシリーズ「連荘」の第15弾。大阪市西成区や天王寺区、生野区などで撮影された写真で構成。

岸幸太『連荘 15』
B5判変型/中綴じ/カラー28頁
限定300部
発行:KULA
発行日:2025年9月23日
価格:1,500円+税
→shop



奥羽10ー魔鬼山

亀岡倫太郎『奥羽6-10』

亀岡倫太郎写真展「奥羽2」にあわせて刊行された、写真集シリーズの第6弾から第10弾!

正方形(210×210mm)/中綴じ/カラー8頁
発行者:亀岡倫太郎
発行/発売:photographers’ gallery
発行日:2025年8月23日
各冊 定価300円(税込)
→『奥羽6-10』shop



Nick-Haymes

ニック・ヘイムズ写真集『Dancing on the Fault Line』
クイア活動家やアーティストのための隠れ家としてあるコミュニティ「サヴェージ・ランチ(Savage Ranch)」を主宰し、アーティスト、パフォーマーとしても活動するラブ・ベイリー(Love Bailey)。本書は、作者が10年以上にわたり、ベイリーとそのクィア・コミュニティを中心とした友情と変化を密に描き続けたポートレイト写真集。

Text by Love Bailey, English
30 × 22.5 cm, 304 pages, 222 color and black & white plates, hardcover
Kodoji Press, Baden 2025
ISBN 978-3-03747-124-1 ¥8,800(税込)

→shop

ニック・ヘイムズ Nick Haymes

イギリス、ストラトフォード=アポン=エイヴォン生まれ。ロサンゼルスを拠点に活動。自身の制作以外にも、2010年より「Little Big Man books and gallery」を設立し、数多くのアーティストの写真集・作品集の出版も手がける。



浜昇『津軽野』

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《土地から引き離された多くの人々、打ち捨てられた数々の土地を見つめてきた浜の目に、津軽半島は広大な空地になろうとしているように映ったのではないか。
「空地」を真にそう呼ぶ資格があるのは、空地以前のその場所を知る者だけだ。津軽での最初の撮影からおおよそ半世紀の間に起こった目まぐるしい時代の変化が、70年代に同地を目撃し、その姿をフィルムに収めた者として、浜にこの写真集を世に出すよう迫った。》

——高橋しげみ「津軽野に見る夢」(本書所収)
059_三厩村_1975

121_市浦村_1977

浜昇『津軽野』

B5変型判/上製/モノクロ・カラー/200頁

寄稿:高橋しげみ(青森県立美術館学芸員)
造本:須山悠里

発行:Kula Books
定価:6,300円+税
ISBN 978-4-907865-39-9

→shop



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北島敬三 写真集『NEW YORK』[新版]

写真:北島敬三
文:北島敬三、倉石信乃
翻訳:ジャン・ユンカーマン
編集:村上仁一
造本:町口 覚
印刷・製本所:株式会社 山田写真製版所
発行日:2024年11月1日 第1版第1刷
発行所:合同会社PCT
250ページ/257×188mm/モノクロ&カラー/ソフトカバー/箔押し

詳細はこちら→Photo&Culture,Tokyo
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