

岸幸太は、2005年から2020年の15年にわたり、大阪の釜ヶ崎、東京の山谷、横浜の寿町を撮影し制作を続けてきました。かつて寄せ場と呼ばれたこれらの街は、現在、暮らす人々の高齢化が進み、寄せ場としての機能は低下しており、簡易宿泊所の建て替えや新しいホテルの誘致などによって急速に変化しています。本展は、これまで岸が「傷、見た目」や「もの、しみる」、「釜ヶ崎ーひなた、彼方」、「釜ヶ崎盆暮」などと題し、都度発表してきた写真および未発表の写真を再構成し、2回に分けて展観する試みの第1部となります。写真を撮ることでそれぞれの街の歴史を嗅ぎ取ろうと探求を続ける岸は、なかでも釜ヶ崎の盆と暮れには毎年通い、そこに暮らす人々の「姿」や道端に捨てられた「物」の在りようを数多く捉えています。あまりに素っ気ないように写された「人影」、「物」の写真に、観念や感情の向こう側で無関心に注視するという作者の一貫した姿勢が感じられます。
稀有なドキュメンタリー、「傷、見た目」をぜひご高覧ください。
※なお、第2部となる「「傷、見た目」ーPart 2ー」は来春以降の開催を予定しています。
▼展示内容/ゼラチンシルバープリント、279×356mm、45点
https://pg-web.net/exhibition/kota-kishi-kizumitame1/



北島敬三の連続写真集、第19号。年4回のペースで全20刊以上を刊行予定です。
北島敬三連続写真集
『UNTITLED RECORDS Vol. 19』
ISBN 978-4-907865-34-4│B4判変型│カラー16頁│定価2000円+税
発行 KULA 発売 photographers’gallery
https://pg-web.net/shop/pg-kula/ur19/
震災から5年目を迎えた2015年より、笹岡は小冊子シリーズ『SHORELINE』(KULA)の刊行をスタートさせています。2014年以降の三陸、福島の被災地域のほか、日本各地の海岸線や海の記憶をもつさまざまな地域を交え、現在まで37号が刊行されています。
B5判変型/8+1頁/カラー 発行:KULA
定価:300円(税込)
発行日 2020年9月5日
SHORELINE 38:白馬 木曽 磐梯 阿武隈 吉野川
SHORELINE 39:三陸海岸 浜通り
https://pg-web.net/shop/pg-kula/keiko-sasaoka-shoreline-38/
https://pg-web.net/shop/pg-kula/keiko-sasaoka-shoreline-39/
『川崎 1』
王子直紀写真展「吐噶喇・川崎」 (2020年6月) にあわせて刊行された、写真集シリーズ第1号!今号以降、展示と並行して順次刊行予定です。
▼詳細、ご購入はこちらから。
『吐噶喇 1』 A5判変形/中綴じ/カラー32頁/スリップケース入り
https://pg-web.net/shop/pg-kula/tokara1/
『川崎 1』 A5判変形/中綴じ/モノクロ32頁/スリップケース入り
https://pg-web.net/shop/pg-kula/kawasaki1/