pg-newsletter no. 350 (June 28, 2026) See in English 日本語で見る
photographers’ gallery

pg-newsletter no. 350

ー Current Exhibition

Rintaro Kameoka/亀岡 倫太郎
“奥羽 3”
photographers’ gallery2025/12/03 – 2025/12/14
12:00-20:00会期中無休 / DAILY OPEN

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亀岡は2024年より、自身の出身地である東北地方の撮影を精力的に行ってきました。
「奥羽」シリーズは亀岡自身の故郷を含む東北地方が歩んできた歴史を考察しながら、撮影を続けていく試みです。
奥羽とは東北地方の旧称であり、太平洋側の陸奥と日本海側の出羽を合わせたものです。明治維新以降、自由民権運動にかかわった奥羽出身の活動家たちによって「奥羽」のかわりに「東北」という名称が意識的に使われるようになり、現在に至ります。亀岡の撮影はこの地名の書き換えによって見えにくくなってしまったものがあるのではないかという問題意識から始まりました。
亀岡にとって「東北/奥羽」の撮影は、個人的な体験や自身の記憶を通して、近代によって上塗りされたヒダをめくり上げていく行為といえるでしょう。撮影された写真には、歴史を象徴する被写体が含まれつつ、それだけにはとどまらない街の風景や海・山の自然など、様々な要素が正面から捉えられています。そこには所与の現実を受け止め、記録しようする亀岡の姿勢が伺えます。
本展は、北上、水沢、二戸、二本松、三春の5つの章で構成されています。また、同名の写真冊子『奥羽』第11-15号もあわせて刊行いたします。ぜひご高覧ください。

展示内容/インクジェットプリント、35点

https://pg-web.net/exhibition/rintaro-kameoka-ouu3/


奥羽11ー北上

亀岡倫太郎『奥羽11-15』

亀岡倫太郎写真展「奥羽3」(2025年12月)にあわせて刊行された、写真集シリーズの第11弾~15弾

亀岡倫太郎『奥羽11-15』
正方形(210×210mm)/中綴じ/カラー8頁
発行者:亀岡倫太郎
発行/発売:photographers’ gallery
発行日:2025年12月
各冊 定価300円(税込)
→『奥羽11-15』shop



marubil nakamura

展覧会:川口和之写真展「ONLY YESTERDAY OSAKA 1976」

1970年代の大阪駅前、梅田界隈には戦後の闇市を発祥とする様々な店舗や繊維問屋街など混沌とした街並みが広がっていましたが、1976年3月に大阪マルビルが完成してから急激に再開発が進み、数年で風景が一変しました。
50年後の今、そのマルビルも取り壊しとなり、当時の面影は一切残っておりません。その消えてしまった街並みをミニコピーフィルムで記録し、POTA現像で得た高精細な画像を中心に梅田地下街や大阪駅など人々の営みの記録を加えて70年代の大阪をテーマに写真展を行います。

写真展の場所と時間
大阪梅田 阪急三番街 阪急古書のまち 
美術古書&ギャラリー りーちあーと 
〒530-0012
大阪市北区芝田1−1−3 阪急三番街南館1階 阪急古書のまち
TEL : 06−6373−1117
期間 12月4日〜28日 11時から20時 毎水曜休み
https://riichiart.jp/about/



展覧会:北島敬三写真展「借りた場所、借りた時間」長野県立美術館

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▲長野県須坂市 2018年1月9日ⒸKEIZO KITAJIMA

長野県立美術館にて、長野県須坂市出身の写真家・北島敬三の写真展が開催されます。
キャリア初期の「東京」「沖縄」「ニューヨーク」「東欧」「ソ連」などのスナップショットから、近年の連作〈PORTRAITS〉〈UNTITLED RECORDS〉までをも網羅する展覧会としては初の試みとなります。

北島敬三写真展「借りた場所、借りた時間」
会場:長野県立美術館
開催期間:2025.11.29(土)〜2026.1.18(日)
休館日:水曜日、年末年始(2025.12.28~2026.1.3)
開館時間:9:00〜17:00
観料:一般1000円、学生および75歳以上800円、高校生以下又は18歳未満無料

https://nagano.art.museum/exhibition/keizo-kitajima-borrowed-place-borrowed-time

[同時開催]「北島敬三写真展 借りた場所、借りた時間」関連展示
・岸幸太「彼の地、飛地」
・笹岡啓子「The World After」「Park City」
・篠田優「Voice(s)」
会場:長野県立美術館1F 交流スペース・オープンギャラリー



関連イベント(いずれも参加費無料)

[ギャラリートーク]
北島敬三×松井正(長野県立美術館学芸員)2025.11.29(土)14:00〜 会場|美術館展示室1・2・3
[トークイベント]
岸幸太×高橋しげみ(青森県立美術館学芸員)×松井正 2025.11.29(土)15:00〜 会場|美術館B1ホール
[トークイベント]
篠田優×松井正 2025.12.6(土)13:30〜 会場|美術館B1ホール

[映画上映]
「カメラになった男―写真家中平卓馬」(監督・小原真史) 2025.12.6(土)18:30〜 会場|長野相生座・ロキシー(長野市権堂町2255)
[トークイベント]
小原真史(東京工芸大学准教授)×北島敬三×松井正 2025.12.6(土)映画上映後 会場|長野相生座・ロキシー
[トークイベント]
笹岡啓子×倉石信乃(明治大学教授)×松井正 2025.12.7(日)13:30〜 会場|美術館B1ホール
[トークイベント]
北島敬三×倉石信乃×高橋しげみ×松井正 2026.1.11(日)13:30〜 会場|美術館B1ホール



北島敬三「USSR 1991[新版]」【通常版】

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北島敬三は1991年、崩壊間近のソビエト社会主義共和国連邦(ソ連)に渡り、15の共和国を断続的に滞在しながら、約150日間にわたって撮影を行いました。
本書には、コダクロームで撮影されたカラー作品95点を収録しています。さらに、1983年から1984年にかけて、西ベルリンを拠点に東欧諸都市を旅しながら撮影したモノクローム作品〈Eastern Europe〉より57点も同時収録しています。そのほか、北島自身による書き下ろしテキスト「追想」に加え、倉石信乃氏による寄稿文「個と差異の散らばり」を掲載。
〈USSR 1991〉は、1991年当時に雑誌『アサヒグラフ』で一部が掲載され、2012年にはアメリカの出版社LITTLE BIG MANからは同名の大判写真集として刊行されましたが、東欧を含む全体像を一望できるのは今回が初となります。本作〈USSR 1991〉にて、北島は第32回(2007年)伊奈信男賞を受賞。

北島敬三『USSR 1991』[新版]

280ページ/257×188mm/モノクロ・カラー/ソフトカバー/箔押し

文:北島敬三、倉石信乃
翻訳:ロバート・ツェツシェ
編集:村上仁一
造本:町口 覚
印刷・製本所:株式会社 山田写真製版所
発行:2025年10月25日 第1版第1刷
発行所:合同会社PCT

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Keizo Kitajima
USSR 1991[New Edition]
1st edition, 1st printing, October 25, 2025
280 pages, 257×188 mm, Softcover

Text: Keizo Kitajima, Shino Kuraishi
Translator: Robert Zetzsche
Editor: Masakazu Murakami
Book Designer: Satoshi Machiguchi
Printed in Japan by Yamada Photo Process Co.,Ltd
Published by PCT LLC.

ISBN 978-4-910646-03-9 C0072



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岸幸太『連荘 15』

街を歩いて写真を撮るシリーズ「連荘」の第15弾。大阪市西成区や天王寺区、生野区などで撮影された写真で構成。

岸幸太『連荘 15』
B5判変型/中綴じ/カラー28頁
限定300部
発行:KULA
発行日:2025年9月23日
価格:1,500円+税
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浜昇『津軽野』

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《土地から引き離された多くの人々、打ち捨てられた数々の土地を見つめてきた浜の目に、津軽半島は広大な空地になろうとしているように映ったのではないか。
「空地」を真にそう呼ぶ資格があるのは、空地以前のその場所を知る者だけだ。津軽での最初の撮影からおおよそ半世紀の間に起こった目まぐるしい時代の変化が、70年代に同地を目撃し、その姿をフィルムに収めた者として、浜にこの写真集を世に出すよう迫った。》

——高橋しげみ「津軽野に見る夢」(本書所収)
059_三厩村_1975

121_市浦村_1977

浜昇『津軽野』

B5変型判/上製/モノクロ・カラー/200頁

寄稿:高橋しげみ(青森県立美術館学芸員)
造本:須山悠里

発行:Kula Books
定価:6,300円+税
ISBN 978-4-907865-39-9

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北島敬三 写真集『NEW YORK』[新版]

写真:北島敬三
文:北島敬三、倉石信乃
翻訳:ジャン・ユンカーマン
編集:村上仁一
造本:町口 覚
印刷・製本所:株式会社 山田写真製版所
発行日:2024年11月1日 第1版第1刷
発行所:合同会社PCT
250ページ/257×188mm/モノクロ&カラー/ソフトカバー/箔押し

詳細はこちら→Photo&Culture,Tokyo
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