pg-newsletter no. 348 (September 10, 2026) See in English 日本語で見る
photographers’ gallery

pg-newsletter no. 348

ー Current Exhibition

Mariko Takahashi/高橋 万里子
“BEACH”
photographers’ gallery2025/11/06 – 2025/11/18
12:00-20:00会期中無休 / DAILY OPEN

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高橋はこれまで、母親ら身近な人物や人形、植物や剝製等を室内灯だけを使用してあえかに撮影するシリーズを中心に、極彩色の食物モチーフの写真、人形のコラージュ作品など、その時々の心の襞や身の回りの世界を探るように、多様な表現を試み作品を発表してきました。
2022年7月にはそれら初期から近作に至る変遷を辿った写真集『スーベニア』(ソリレス書店)を刊行しています。
今回の個展「BEACH」では、江ノ島近くの海岸の変化に富んだ風景、女友達のポートレート、スーベニアを混在させ、独自の繊細な世界をさらに拡げています。

展示内容/インクジェットプリント、カラー、約20点

https://pg-web.net/exhibition/mariko-takahashi-beach/

今年義母を、14年前に父を、病気で見送った。二人共病状が進むにつれて、足や胸に水が溜まってしまった。近場の海に行くと、人の体内で循環できなくなった水を少し思い出した。夕暮れの海に出かけるせいか、人が亡くなると静かにあの水へ還っていくイメージも湧いてくる。
被写体となってくれる50代の同級生や、ひと回り年下の友人の10代、20代の頃を知っている。海辺の日中の強い日差しのような、自分なりにヒリヒリする時間をその頃はお互い過ごしていたかもしれない。時は戻すことはできなくて、先に進むしかないけれど、歳を重ねてややぼんやりしたトーンの夕暮れ時が来て、いずれ死を迎えたとしても、人はまたどこかで生まれ変わり朝を迎えるのではないかと健気に想像してしまう。次に生まれ変わったら、人か馬か小さな貝か人形かわからないけれど、先に逝った人、これからお別れしなければならない人にもまたどこかで逢えるだろうか。また馬鹿話もできるだろうか。

高橋万里子


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高橋万里子写真集『Souvenir』

花、おもちゃの人形、メロンソーダ、陶器の置き物、母、そして親しい友人たち。
小さな、ささやかなものたちのなかに折りたたまれた思いに触れる。高橋万里子による第一写真集。
高橋万里子写真集『Souvenir(スーベニア)』
A4変型並製・スイス装|104頁|カラー全82点収録|日英バイリンガル
寄稿:四方田犬彦
定価:5,800円+税
https://pg-web.net/shop/photo-books/souvenir/



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掲載誌【批評】
橋本一径「写真修整史抄――「真実」から「元ネタ」ヘ」『文學界』2025年12月号

『文學界』2025年12月号に橋本一径の批評「写真修整史抄――「真実」から「元ネタ」ヘ」が掲載されています。ぜひご覧ください。
https://amzn.asia/d/gzkyG3t



北島敬三「USSR 1991[新版]」【通常版】

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北島敬三は1991年、崩壊間近のソビエト社会主義共和国連邦(ソ連)に渡り、15の共和国を断続的に滞在しながら、約150日間にわたって撮影を行いました。
本書には、コダクロームで撮影されたカラー作品95点を収録しています。さらに、1983年から1984年にかけて、西ベルリンを拠点に東欧諸都市を旅しながら撮影したモノクローム作品〈Eastern Europe〉より57点も同時収録しています。そのほか、北島自身による書き下ろしテキスト「追想」に加え、倉石信乃氏による寄稿文「個と差異の散らばり」を掲載。
〈USSR 1991〉は、1991年当時に雑誌『アサヒグラフ』で一部が掲載され、2012年にはアメリカの出版社LITTLE BIG MANからは同名の大判写真集として刊行されましたが、東欧を含む全体像を一望できるのは今回が初となります。本作〈USSR 1991〉にて、北島は第32回(2007年)伊奈信男賞を受賞。

北島敬三『USSR 1991』[新版]

280ページ/257×188mm/モノクロ・カラー/ソフトカバー/箔押し

文:北島敬三、倉石信乃
翻訳:ロバート・ツェツシェ
編集:村上仁一
造本:町口 覚
印刷・製本所:株式会社 山田写真製版所
発行:2025年10月25日 第1版第1刷
発行所:合同会社PCT

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Keizo Kitajima
USSR 1991[New Edition]
1st edition, 1st printing, October 25, 2025
280 pages, 257×188 mm, Softcover

Text: Keizo Kitajima, Shino Kuraishi
Translator: Robert Zetzsche
Editor: Masakazu Murakami
Book Designer: Satoshi Machiguchi
Printed in Japan by Yamada Photo Process Co.,Ltd
Published by PCT LLC.

ISBN 978-4-910646-03-9 C0072



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岸幸太『連荘 15』

街を歩いて写真を撮るシリーズ「連荘」の第15弾。大阪市西成区や天王寺区、生野区などで撮影された写真で構成。

岸幸太『連荘 15』
B5判変型/中綴じ/カラー28頁
限定300部
発行:KULA
発行日:2025年9月23日
価格:1,500円+税
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奥羽10ー魔鬼山

亀岡倫太郎『奥羽6-10』

亀岡倫太郎写真展「奥羽2」にあわせて刊行された、写真集シリーズの第6弾から第10弾!

正方形(210×210mm)/中綴じ/カラー8頁
発行者:亀岡倫太郎
発行/発売:photographers’ gallery
発行日:2025年8月23日
各冊 定価300円(税込)
→『奥羽6-10』shop



Nick-Haymes

ニック・ヘイムズ写真集『Dancing on the Fault Line』
クイア活動家やアーティストのための隠れ家としてあるコミュニティ「サヴェージ・ランチ(Savage Ranch)」を主宰し、アーティスト、パフォーマーとしても活動するラブ・ベイリー(Love Bailey)。本書は、作者が10年以上にわたり、ベイリーとそのクィア・コミュニティを中心とした友情と変化を密に描き続けたポートレイト写真集。

Text by Love Bailey, English
30 × 22.5 cm, 304 pages, 222 color and black & white plates, hardcover
Kodoji Press, Baden 2025
ISBN 978-3-03747-124-1 ¥8,800(税込)

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ニック・ヘイムズ Nick Haymes

イギリス、ストラトフォード=アポン=エイヴォン生まれ。ロサンゼルスを拠点に活動。自身の制作以外にも、2010年より「Little Big Man books and gallery」を設立し、数多くのアーティストの写真集・作品集の出版も手がける。



浜昇『津軽野』

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《土地から引き離された多くの人々、打ち捨てられた数々の土地を見つめてきた浜の目に、津軽半島は広大な空地になろうとしているように映ったのではないか。
「空地」を真にそう呼ぶ資格があるのは、空地以前のその場所を知る者だけだ。津軽での最初の撮影からおおよそ半世紀の間に起こった目まぐるしい時代の変化が、70年代に同地を目撃し、その姿をフィルムに収めた者として、浜にこの写真集を世に出すよう迫った。》

——高橋しげみ「津軽野に見る夢」(本書所収)
059_三厩村_1975

121_市浦村_1977

浜昇『津軽野』

B5変型判/上製/モノクロ・カラー/200頁

寄稿:高橋しげみ(青森県立美術館学芸員)
造本:須山悠里

発行:Kula Books
定価:6,300円+税
ISBN 978-4-907865-39-9

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北島敬三 写真集『NEW YORK』[新版]

写真:北島敬三
文:北島敬三、倉石信乃
翻訳:ジャン・ユンカーマン
編集:村上仁一
造本:町口 覚
印刷・製本所:株式会社 山田写真製版所
発行日:2024年11月1日 第1版第1刷
発行所:合同会社PCT
250ページ/257×188mm/モノクロ&カラー/ソフトカバー/箔押し

詳細はこちら→Photo&Culture,Tokyo
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