pg-newsletter no. 322 (March 7, 2026) See in English 日本語で見る
photographers’ gallery

pg-newsletter no. 322

ー Next Exhibition

Fumikiyo Nagamachi/長町 文聖
“OLD VILLAGE −鳥の時間−”
photographers’ gallery2024/05/18 – 2024/05/26
12:00-20:00会期中無休 / DAILY OPEN

 

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長町文聖は2019年より、自身が暮らす東京都町田市を撮影し「OLD VILLAGE」と題して発表を続けています。
住宅などの建物、保育園や学校といった施設、境川沿いにある歩行者専用道路、市内にある団地の公園など、東京の郊外で営まれている人の生活がそこから感じられます。ぜひご高覧ください。

展示内容
インクジェットプリント、カラー 約20点

▶︎Fumikiyo Nagamachi’s Articles

通りすがりに見かけた住宅の塀の内側に高さ4メートル程度の木が生えている。暖かな陽気になってきたからだろうか、朝から鳥のさえずる声がその木の高いところからシャワーのように降ってくる。しばらくその場で周囲に響き渡る鳴き声を聴いていた。枝葉に隠れて鳥の姿はよく見えない。ムクドリだろうか。鳴き声は鳥にとって様々な合図であるらしい。私にはそれが何を意味するか分からない。
鳥だけでなく犬・猫・猿といった動物、魚、昆虫も音や行動で仲間に合図を伝えているらしい。それはお互い迷う余地のない合言葉のようなものだろうかと思う。一方、人間は地球上で唯一言葉を持つ生物と言われている。言葉を使うことで複雑な内容を相手に伝えることが出来る。また自分の頭のなかで思考するために言葉は不可欠だ。人間はそんな高度なことが出来る生物なのに、言葉に悩まされているのは何故だろう。
「あなたには分からない」と告げられた時、何も応答出来なかった。あなたこそ私のことを分かっていないとも思った。言葉を使っていても何も出来ない自分がいた。

長町文聖


kishi

【同時開催】
Kota Kishi/岸幸太「潮騒」
2024年4月9日〜28日, 5月18日〜26日
KULA PHOTO GALLERY(photographers’ gallery同フロア)



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岸幸太
『連荘 5』

街を歩いて写真を撮るシリーズ「連荘」の第5弾。大阪市内で撮影された写真を中心に構成。

A4判/中綴じ/カラー40頁
限定300部
発行:KULA
発行日:2024年3月12日
価格:1,500円+税
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