『増山たづ子 すべて写真になる日まで』

『増山たづ子 すべて写真になる日まで』

『増山たづ子 すべて写真になる日まで』

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〈Content〉

IZU PHOTO MUSEUMで2013年に開催された展覧会「増山たづ子 すべて写真になる日まで」の展覧会図録。

ダムに沈みゆく岐阜県徳山村の「カメラばあちゃん」として知られた増山たづ子の作品集。徳山ダム計画が現実味を帯びてきた1977年、60歳にしてカメラを手にした増山は、廃村後も村に通いながら10万カットの写真と600冊のアルバムを遺しました。「国が一度やろうと思ったことは、戦争もダムも必ずやる」と年金のほとんどをつぎ込み、ダムに沈みゆく村のミナシマイ(=終わり)を見つめ続けました。それは村のすべてをアルバムの中に移す(写す)ような行為にも見えます。本書は増山が遺したアルバムに収められていた写真と故郷を思う彼女の言葉によって構成されています。近代化と高度経済成長のひとつの帰結として増山の写真を見る時、そのメッセージは3・11後を生きるわれわれのもとへも切実さをもって響いてきます。徳山の増山のもとを訪れた詩人・石垣りんの詩や増山たづ子論も収録。(版元ウェブサイトより)

はじめに

カメラばあちゃんの誕生

徳山村の四季

石垣りんと徳山村

一九七七年 岐阜県揖斐郡徳山村戸入にて 石垣りん

ダムの足音

映画『ふるさと』

徳山村の人々

徳山村の子供だち

ミナシマイのはじまり

移転地

ミナシマイの前にーー増山たづ子と”もうひとつの徳山村” 小原真史

増山たづ子、昔話を語る 野部博子

増山たづ子・徳山村年譜

あとがきにかえて


『増山たづ子 すべて写真になる日まで』
B5判変型/並製/400頁
編集:小原真史・野部博子
発行:IZU PHOTO MUSEUM
発行日:2014年5月9日
第2版
定価:3,300円+税