東琢磨
「ヒロシマ独立論」

東琢磨  「ヒロシマ独立論」

東琢磨
「ヒロシマ独立論」

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〈Content〉

過去と現在の被爆地広島の表情を描きながら、平和都市のあり方を考察する一冊。巻末には独立宣言及び憲法試案「正義と平和のための独立空間ヒロシマ」が掲載。

「国家に簒奪されたヒロシマを取り戻すために、この地に生まれ育った著者が、長らく離れていた故郷に戻り、都市そのもののもつ記憶を求めて歩く。生まれも国籍も問わずあらゆる人と出会い、土地の変貌と不変に触れ、過去と現在を凝視しながら、すべての人びとに開かれた真の 〈都市〉 を構想する。 (帯文より)

表紙写真:笹岡啓子「PARK CITY」

目次

はじめに
帰郷 甦るヒロシマ
軍都 呉・広を歩く
復興 広島市民球場周辺を歩く
産業 旧市街を宇品港へ歩く
移民 海田を歩く
安全 矢野を歩く
教育 ふたたび旧市街を歩く
映画 比治山を歩く。そして東京南部へ
音楽 海をわたり南へ旅する
死者 広島平和公園を歩く
正義と平和のための独立空間ヒロシマ 独立宣言及び憲法私試案 ほか。

ヒロシマ独立論
四六判/230頁
青土社
発行日:2007年7月7日
価格:1,900円+税