展覧会:笹岡啓子『Hiroshima Art Document 2011』/旧日本銀行広島支店

笹岡啓子が標題の展覧会に参加します。被爆建物として広島市の重要文化財に指定されている旧日本銀行広島支店を会場としたグループ展です。広島市近隣の方、この時期、広島へ行かれる方はぜひお運びください。

Hiroshima Art Document 2011

会場:旧日本銀行広島支店 (広島市中区袋町5-16)
会期:2011年9月2日 (金) ~9月15日 (木)
開館時間:11:00〜17:00 入場無料
出品作家:Patrick BOCK (米国) 、Ghassan HALWANI (レバノン) 、Christian Merlhiot (フランス) 、堀尾充 (日本) 、笹岡啓子 (日本) 、鈴木たかし (日本)
主催:CREATIVE UNION HIROSHIMA
後援:広島県 広島県教育委員会 広島市 広島市教育委員会 レバノン大使館 在日フランス大使館 中国新聞社 NHK広島放送局
助成:芸術文化振興基金
協賛:三菱地所 (株)
協力:キャノンマーケティングジャパン (株)
「ヒロシマ アート ドキュメント 2011」は、CREATIVE UNION HIROSHIMAが、1994年以降毎年、広島市内において開催してきた現代美術展の第18回目にあたる。本展は、ヒロシマを新たな芸術の発信地とすることを目的としているが、その原点はヒロシマの持つ悲惨な記憶を現代美術の提示を通して、新たな創造のエネルギーへと変換していく事である。
この理念に基づいて継続してきた本展は、広島で国内外の作家を招聘して展覧会を行う事の意義を作家と供に問うて来た17年間であったが、作家から湧き出る創造性をヴォランティア学生と供に実現してきた。その体験から、作家を広島へ招聘する事は重要な目的であると確信する。戦禍にある国からの作家も招聘してきたが、我々の目的は美術を通して、美術で表現する活動である。展覧会会場を被爆建物に設定したことで、作家の実験的な作品への挑戦をいっそう刺激してきた。今、世界の状況が変化する時、新たな国から、また次世代の作家の広島での挑戦を期待する。